そのうち笑い話になるさ

得意分野は土曜の夜、日曜の朝です。

ラブセンという愛の罠

ゲームとして面白いとは思わないけど、よくできてるよね。
みたいな、話。スマホ画面出すと、ついついいじっちゃう。

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ジャニーズ初(どころか国内アーティスト初、だっけ?)の実写版恋愛ソーシャルゲーム「ラブセン~V6とヒミツの恋~」

賛否あるけど「ま、これはこれで、アリなんじゃね?」くらいのスタンスで、個人的には緩く温く楽しく取り組んでおります(最初の頃の取りそびれたボイス再配信してくれないかなー!)

20周年ツアータイトルに“ラブセンpresents”をねじ込んだことにより、一時期ラブセン嫌悪ムードの風潮もありましたが、喉元過ぎれば熱さも忘れ、すっかり元の落ち着きを取り戻したように思います。配信開始当初からのユーザーが、ほとんどクリアして持て余していると思われる本編は、いよいよコンビ編(第1弾は剛健編)が始まるようですね。楽しみ。

さて、そもそも擬似恋愛ゲームそのものに全く興味が無く、プレゼンするほど知識を持ち合わせておりませんので、宣伝するつもりも毛頭ございませんが、今回は「ラブセン」について思うことを書いてみましょう。

誰かの創作とはいえ、コンスタントにメンバー同士の掛け合いを拝ませてくれる「公式」である「ラブセン」は、20周年関連からのV6の人気回復を考える上で、無視できるものではない、と考えています。

それが正確なものかどうかはひとまず置いておいて、女性視点なV6のパブリックイメージの構築に「ラブセン」は、2年以上もの間、寄与しているわけです。

公共的な意味合いが強い以上、10年以上前に流行した非公式の「夢小説」文化とは、似たようで全く異なるエンターテインメントであり、上手い商売だなと感じます。主人公が“働くキャリアウーマン設定”であることからもわかるように、主な対象が大人の女性、社会人である辺り本当にニクい演出!

こうしたゲームに、10代の学生が主なファン層である若いグループを起用すれば、きっと風当たりが強かったことでしょう。どっこい、こちとら既婚者上等、なベテラングループ。しかも(グループ単位では)SMAPほどの国民浸透度もなく、TOKIOほどアイドルらしさを捨てきれてもいない。なんとも絶妙な起用です。

働く女性や子育て世代が仕事に疲れ、ふっと現実逃避したくなる瞬間を「ラブセン」は上手に掬っている気がするのです。

意味深長な「ヒミツの恋」は、なんちゃってファンタジックメルヘンであり、ユーザーも、かつての夢小説厨のような手合いはほとんど見受けられません(あくまでも個人の印象ですが。)

三宅の健ちゃんが「坂本くんとデート♪」と宣伝していたことから察するに、実は男性ユーザーも少なくないのではないかな、という感じもします(あくまでも個人の印象ですが。これを遊んでいる男性の意見ってどうなのか、けっこう気になる。)

まー、自分なんかは6人そろって拝めたらなんだっていいんですが、ぶっちゃけ本編よりも、Vすごろくのファンタジー設定のほうが(アラフォーのおっさんたちに実写混じりでやらせるにはけっこうぶっ飛んでいて)だいぶ好みです。

livvvvvve.hateblo.jp

ゲームクリアのご褒美に、6人の新たなお写真や、こっ恥ずかしいボイスを得る、というのは、実は、雑誌や公式写真を買うのと大差無く満たされるような気がします……と(カップケーキとクローゼットと倉庫大好き・地味な課金ユーザー兼)ダメな大人である自分は、なんだかんだ「ラブセン」に貢いでしまう行動への言い訳混じりに、そんな風に思ってみるのです。



……そういえば、早すぎた実写版アイドル育成シュミレーションゲームこと「ProjectV6」も、絵が似てないとか色がすごいとか文句つけながら楽しくやったもんです。やたら岡田さんの好感度ばかり上がり、やたら井ノ原さんに嫌われた、遠い日の思い出。その後、後発グループがその手のゲームを出さなかったことからしても、V6、あまりにも攻めてるし、絶えず挑戦し続ける姿勢もまた彼らの魅力だよなと思ったりもします(´-ω-`)