岡田准一写真展「Guys 俺たち」 大阪会場の旅
最後の V6 を、とんでもない熱量で書き残した備忘録。
行ってきました。「Guys 俺たち」大阪会場。
東京会場にて浄化されたと思われた V6 へ懸ける熱い想いでしたが、まさかの延長戦です。夏休みの空気感も あいまって、私にとっては夢のような“修学旅行”となりました。
本当に、ありがとうございました。
— じきどう (@jikido_t) 2022年8月21日
V6 のことが、永遠に大好きです。
大阪会場、最終日の雰囲気をお届けします。 #Guys俺たち #V6 pic.twitter.com/6cnDA0PcRe
ここぞとばかりに(イノッチとお揃いかもしれない?)靴を新調してみたら、歴代の遠征では最も足にフィットした一足となりました。けっこう歩き回ったけれど、一切 靴ずれもせず痛くもならず、もう最高。3日間、元気に歩き回れたのはこいつのおかげさ。
以下、完全なる自分用の備忘録であり、記憶違いも多分に含まれると思います。鵜呑みにせぬようご注意ください。
話半分で聞いてね。
海岸通ギャラリーCASO
行きやすい。わかりやすい。大阪港駅から少し歩く。
目立つところに5人の写真が飾られており、迷いようがなかった。お手洗い完備。ウォーターサーバーあり。紙チケットの記名もできる。非常に居心地の良い空間であり、全体通してスタッフさんが親切丁寧です。上手側の階段を進むと海が近く、風が気持ちいい。
待機列
検温、手指消毒の上、紫のドアから建物内へ。
正面にメイキング映像が流れている。FC動画の内容?
(衣装と共に展示されてある例の写真を見せて)
岡田「かわいい健ちゃん」
(どうしてそんなナチュラルに撮れるんですか)
岡田「俺だからじゃない?」
岡田「俺にしか見せない顔」
(白い手すりのところでの森田さん撮影)
岡田「なんで頂戴よ」
森田「なぁんだよ(笑う)」
岡田「優しいの頂戴よ」
剛健を自然体で撮ることにかけては、岡田准一の有り余る自信が半端なくみなぎっていて、とてもよかった。頑なに森田さんの優しい姿を撮ろうとするのは、そういうところが好きで、そういうところが残したかったのだろうな岡田さんは、と思えて、たまらない。
待機列左手側に作品『Diary』
すべての事象に意味を読み取ろうとするのが悪い癖で、後学のため、『Diary』内の文字部分を読み取るべく凝視していたら、前のお姉さんが場所を代わって良く見えるよう配慮してくださり大感激でした。ありがとうございます。あのとき助けていただいたオタクです。
おかげさまで、細部にまで目を凝らすことができました。写真等は手元に残せていないため、間違っている可能性もありますが、採用された言葉たち、文字の部分は上から順番に、こんな感じだったと思われます。
“2人、目をつむっている。”
“俺たちは上手くやれたよね。”
“僕の大切な人たちへ、感謝と敬意を込めて。”
“写”
“彼らと過ごした、僕と彼らのかけがえない日々。”
“岡田准一”
“俺たち”
“まだ、そこにある気がしている。”
“終わる事のないV6として生きた証を、”
きっと、近日中には全世界へ見せてくださるものだろうと思うので、記憶しておく必要もないかもしれないけれど。岡田さんが V6 にまつわる言葉として、最後の最後に残したかったものは、これだったのかなと思って。特に、いちばんよく見える位置にあった言葉が、
“俺たちは上手くやれたよね。”
だったように見えて、うっわあ、やっぱり“V6オカダ”らしいなあ。って、なんだかもう最高にうれしかった。東京会場でも、同じ言葉に感激してしまったという話は、以前にも書いたとおりです。
Guys 俺たちの思い出のはなし。
— じきどう (@jikido_t) 2022年5月6日
写真展に飾られた言葉で、個人的に最も好きなのが、
“俺たちは上手くやれたよね。”
なる一文。先輩へ確認を取ってる感じが、もう、はちゃめちゃに、V6オカダらしいなあと思ったんすよね。最高に好きだ。話の流れ的に、メンバーへ向けた問いかけと推察したんだけど、→
それから、
“まだ、そこにある気がしている。”
“終わる事のないV6として生きた証を、”
ってのも、そう言ってくれて、それを最後に作品の一部として残してくれたことが、うれしかったなあ。本当は、あんまり深い意味なんてないのかもしれないけれど。バランス的に偶然、選ばれただけかもしれないけれど。ついついそこに、素敵な意味を見出してしまう。
入場時間になると、お姉さんが「2021年11月1日のライブをもって、グループとしての活動にピリオドを打ったV6 〜」などと しめやかにアナウンスするのだが、どうにも、まるでお通夜にでも参列しているかのような錯覚があり、背すじがゾワゾワして慣れなかった。切ない気持ちが強すぎるよ……。
(通称)精神と時の部屋
受付を済ませて入場特典の栞をもらい、スマホを鞄にしまう。入ってすぐ少しの段差を越えて、白壁に「Guys 俺たち」と、岡田氏の言葉。ゲートをくぐると『Full Circle』を思い起こさせる六角形の白い部屋。
入ってすぐ、まっすぐ視線がぶつかるところが左手森田、右手三宅というのが、ほんとに何気ない日常を切り取った剛健というのが、すごく、グッときてしまう。これが、V6オカダにとっては日常風景で、カミセンとしてずうっといっしょに歩んできた いつもの風景なんだよな。
中央の白い六角柱、時計と反対周りに、
メシ食ってる森田さん
両手で顔を覆う健ちゃん
ノド痛めたイノッチ
メイク中の坂本さん
表紙の5人
ハンディファン持つ長野くん
特に、ちょっと恥ずかしそうに両手で顔を覆う健ちゃんってのは、オカダ視点で、かなりよく見る光景であったような気がしている。V6オカダを追体験しているような感覚になりました。入って左手側すぐにあった、こちら(オカダ)にカメラ向ける健ちゃんも、また然り。
(ここだけの話。最終組で入場した回では、時間が時間だったため、精神と時の部屋に ひとりきりになることができました。こんな贅沢はなかなかねぇぜ、もしかしたら“精神と時の部屋を反時計回りに6周したらV6復活するんじゃないか?”と思って、淡い期待を抱きながら ひとりで6周しました。)
(しかし、何も起こらない!)
メイン展示室
東京会場での壁一面展示がなくなったぶん、空間の余白ができて見易くなった。それぞれの三角柱展示。花柄衣装。砂浜で自然体なイノッチ。歴史と深みを感じる坂本さんのアップ。モノクロ佇む長野くん。スマホ持って優しい視線よこす森田さん。かわいいモノクロ健ちゃん。岡田さんのカメラに添えられたメッセージ。熱のように。鍵のように。
長野くんの裏の顔というか、みんながイメージする優しくて強いふんわり長野博とは異なる面を見つけたかったのだろうと思うのだけれど、結局、見つけられたのだろうか。個人的には、長野くんのことはメンバー全員、死ぬまでよくわからないままあってほしいような、それでこそのロマンのような気がしている。
ややもすると顔が怖くなってしまいがちなリーダー坂本さんも、岡田氏の手によって等身大の表情が切り取られていた気がする。舞台裏で、プロフェッショナルとしてそこにある、まるで職人のような姿を見られたのが最高にエモーショナル。オカダが26年間ずうっと見てきたのは、彼の、大人としての在り方に違いない。
展示室最奥の巨大な6人を、しばらく見上げていた。
あの、大きな写真でトニセンに挟まれて、真ん中に引っ付いてる剛健オカダが大好きだ。
彼らの、あの自然で幸せそうな表情が、私はいちばん好きだ。
もっともっと、ずっと、見ていたかった。
サブ展示室
メイン展示室入って右手側、岡田氏の言葉と踊るモノクロ6人を過ぎると、小さな出入口がある。時間によっては入口と出口をしきるパーテーションがあった。入るとここも、おそらく六角形。外周と内周がある黒い部屋。木製の板に上下2列で展示。板による木工工作的な香りが会場内に漂っている。
左手側、真っ先に目に入るのはピンク背景森田(上)と代々木外観。右手側、最後の写真は5人がステージ寝そべって笑ってるやつ(上)と暗いリハの風景。初回組で入ったときに、誰もいない状態で、ぐるりと一周してみた。言い知れぬ感情が押し寄せてきて、泣きたくなった。たまに照明のチラつきが気になる。イノ健の写真の辺り。
ラストMステ緑の花束のお花くわえてカッコつけ始める井ノ原快彦、浜辺や原っぱではしゃぎ倒す井ノ原快彦、最っ高に井ノ原快彦していて素晴らしかった。サービス精神の塊。だからこそ、こっち(岡田カメラ)意識してないときのイノッチも撮っておきたかったんだろうな。ピンボール前の写真なんかすごくよかった。
教室から外を見ている森田さんの遠景、想像をかき立てられて大変よい。健ちゃんの写真と、内周のリハ中イノッチがV6ジャージでダブルピースしている写真は、全く同じカットの明度違いか?
内周左手側、森田さんがオカダを撮ってる写真。少し進むと、緑の原っぱでおちゃらけたイノッチ上下2連投からの田宮章吉の概念(下)がズルい。進んで突き当たり角、キンキ岸くん小原くんとの記念写真。地獄の会(だっけ?)の記念写真。この区画がとにかく混む。この写真展でいちばん混む。個人的には、教室で おちゃらける6人やら、シュールに おちゃらける6ショットが大好きでした。V6 には、ふざけあって笑い合っていてほしいんだ。
寄せ書きブース
岡田さんのサインがある、例の壁の部屋。上から下まで付箋がみっしり。どれも熱い、V6ファンからのメッセージ。このブースから物販を出るまで名曲『鏡』が流れており、実写版「V-Land」感を上げまくっています。
ありがとう またね!/ V6 これからも大好き / 永遠に在り続けてくれる気がします。/ 私たちも上手くやれたよね。/『太陽のあたる場所』に 出会わせてくれてありがとう。
細かい文言は忘れてしまったけれど、大体このような内容を書き込んできた。空いてるときは、板にも書いてみた。最後の最後で『太陽のあたる場所』こじらせた亡霊みたいなことを書いたのだけは、鮮明に覚えている。
インスタレーション『groove』
オーロラカーテンの間、オーロラの間、と勝手に呼んでいた部屋。丸い照明6個、カーテンは片側に6枚ずつと、実は6に こだわっているみたい。前半に白い衣装、後半に緑グラデ衣装。スタッフさん曰く、岡三森長井坂の順だったような……違うかも。
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|◯ ◯|
|◯ ◯|
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↑カーテン照明の配置は、こんな感じ。
写真撮影ブース
すべり台前の V6 といっしょにスタッフさんから写真を撮ってもらえる。東京会場ではこのサービスを知らず、出口で慌てふためいたことが懐かしい。すごい陽気なスタッフさんがいて、大阪会場ならでは(?)のV6ポーズをオススメしてくださっていた。右手で6、左手でV、胸の前で交差させて「V6」というやつです。真似してみましたが、バカなので手こずる。鈍くさくってすみません……。すごく素敵な思い出になりました。
写真に撮られることが大の苦手な人間だから、人物無しも撮ってもらえて、大変ありがたい。(念のため ぼかし加工済)
物販ブース
レジ上に、引き伸ばされた6人ラストショット差分。後悔のないようにと、しこたま買い求めてきました。その場で見たらハンカチ巻くのはやっぱり可愛かったので、追加購入。最終日までにGuys缶バとハンカチ黒は売り切れていた。個人的には、マグネットがお気に入りです。2人、目をつむっている。ちなみに、旅の前後に通販で しっかり追いGuysした。6人が6人であること、に価値がある。
グッズを買ってGuysトートバッグ(ONESトートバッグ)にしまって、景色を目に焼きつけてから、出口横のウォーターサーバーで水を飲んでひと息つき、一礼してから後にする。ここまでが一連の儀式のようなものでした。
体験記録、以上になります。
それからは海遊館でアホほどペンギンの写真撮ったり、宿泊先のホテルから生中継(スペース)したり、新大阪でタコ焼き食べたりして、楽しく遊んで帰りました。あまりに楽しかったから、スマホで提示した電子チケット画面が、未だに消せないままあります。
せっかく持ってきたから並べて祀るよ V6 pic.twitter.com/rpAF8GA1K1
— じきどう (@jikido_t) 2022年8月19日
ありがとう、V6、大好きです。
— じきどう (@jikido_t) 2022年8月20日
この旅は、自分にとっての修学旅行なのかもしれないな。 #Guys俺たち #V6 pic.twitter.com/sHCysiV7AI
総括
これにて、V6 の公式行事は すべて終了なのだろうか。
いつもなら、ちょっと淋しい気もするひとり旅なのですが、今回ばかりは、ひとりのほうがよかったかもしれないな。新・俺たちの旅でカミセンの友情に胸を打たれてから20余年。思えば いつも人生の傍らにあった V6について、じっくりと考え、学び、余韻に浸ることができました。
V6ラストの公式行事を岡田さんが開催することになろうとは、あの頃の自分には、想像もできなかったな。やらなくたっていい仕事だっただろうに、悲しむであろうV6ファンへ向けた写真展を長い期間かけて行ってくれて、最後の6人の姿を記録に残してくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。
みんなを励まそうとする岡田さんが大好きです。
心からの感謝と敬意を。ありがとうございました。
しかして こうなってくると、
5人から見たオカダとか、
森田さんから見た坂本さんとか、
長野くんから見た健ちゃんとか、
いろんなものが気になってきてしまう。
これからも、私は6人の姿を追究していきたいと考えています。
曲を聴いて、映像を観て、思い返すことや、研究することや、空想することは、これからだって楽しめるから。
どんなに大人になったって、何が起きたって、「昨日のマッハブイロク見たぁ?」みたいなテンションで強く生きていきたい。誰がなんと言おうと、いつまで経っても、好きなものは、好きなのだ。さしあたって、旅の反動から『MY DAYS』と『Life goes on』を聴きまくり、マッハブイロク「ハメッチング准一」を観ては、元気をもらっているところ。ハメッチングは、弱りきった V6オタクの心を救う!
V6 を見届ける修学旅行。
— じきどう (@jikido_t) 2022年8月21日
全行程、終了いたしました。
楽しい時間を ありがとうございました。#岡田准一写真集_写真展 #Guys俺たち #V6 #目を閉じれば #鏡 pic.twitter.com/VVi6yFjPlt