TEAM NACSは なぜ終わらないのか？ ～V6との共通性を探る～

Cut 2015年 09 月号 [雑誌]

いやもうマジで無理だって、ふざけんなって、だって公式で５人に「TEAM NACSが終わる時」を語り合わせちゃうだなんて、あまりにも素敵すぎて、もうね、こちらを萌え殺す気なのかと。リーダーは４番目に死ぬべきだ、って戸次さんが言うんだけど、いいんですよその理由がまた。彼ららしい。で、全員死ぬまで終わらない気がする、と。

森崎「でもさ、うれしいなと思うのが『TEAM NACSが終わる時』って出た時にね、みんなが誰が死ぬんだって話になるじゃないですか。これってつまり、みんなが生きてれば続くってことでしょ？　５人が生きてれば続くっていうふうに、こんな話ね、俺らが20代、30代の時はできなかったと思うんですよね。20年一緒にいて、40歳になって、ようやくこんなふうに言って笑えるっていうのがうれしいなあ。これ、ハタチのグループ言えないんじゃない？」

ああ～、すっげえどっかで聞いた話だよ。
そっか～、やっぱり、そうなっちゃうか。

やっぱり20年も一緒だといい時も悪い時もあるわけで、現段階（※当時は2015年）で「TEAM NACSが終わる時＝誰かが死ぬ時＝生きてる限り続く」と自然にそんな流れになるのは、聞いててすっごい幸せ分けてもらえるし、うらやましい。大泉と安田の泣ける点滴コント、見たい。インタビューを最後まで読むとちゃんと笑えるオチも残してくれていて、まるで安定感抜群のトニセン兄さんたちのラジオのよう。皆さん、ほんとエンターテイナーですね。

彼らの今も、過去も、うらやましくって大好きですよ。

……どうも、おっさんたちに夢見すぎかなあ。

でも、同じ問いを今のV6に投げたらどんな答えが出てくるか、聞いてみたいよ。

ということで、９係に新曲を楽しみにして待ちながら、絶賛ナックスブーム継続中です。まったく誰も求めていないとは思いますが、V6好きがいったいどうして、NACS沼に引きずり込まれたか自分なりの考察をやりました。ま、要するに両者は萌えのツボが似ているため、うっかり足を取られると後に引けなくなるぞご注意なされよ、ってことです。もちろんパフォーマンスが素晴らしいのもあるのだけれど、やっぱ関係性だよ、関係性。

さて、ご存じ我らがV6も、TEAM NACSも、ジャンルこそ違えど、20年来の仲の良さを誇る超人気男性ユニット。私じきどう、古くよりV6至上主義の人として時代の端っこから応援をしてきましたが、なんと今年に入って今さらうっかりNACSの世界にハマり、こつこつ勉強をしているところ。そうしてだんだんわかってきたのが、気質というか、各々の役割分担が、けっこう似通っているのな、ということです。

リーダー：かつては横暴。今は悪戯をされる側。晴れ男のフランケンシュタイン。
坂本、森崎

グルメ：おいしいお店知ってる。畑やってる。
長野、森崎

親心：みんな大好きお父さん兼お母さん。器が広い。
長野、森崎

奇才：唯一無二の存在。笑いの神様にやたら愛される。
森田、安田

寡黙：物静か。クール。ニヒル。または辛気臭い。
森田、岡田、安田

脱衣：すぐ脱ぐ。脱いで周りを和ませようとする。
井ノ原、安田

二次元：漫画アニメ好き。夢に生きてるようでいて物言いは現実的。
三宅、戸次

悪ガキ：またはムードメーカー。愛されキャラで失態も許される。
井ノ原、三宅、戸次

べしゃり：またはムードメーカー。客寄せパンダ。
井ノ原、大泉

雨男：上と連絡取って雨を降らせる。悪天はだいたいこの人のせい。雨神様。
井ノ原、大泉

末っ子：冷静に客観視。老けてる。真面目（だが悪戯好き）
岡田、音尾

でもって、
戸次＋大泉＋音尾＝FAN TAN＋末っ子＝だいたいカミセン
森崎＋安田＋大泉＝夫婦＋口八丁＝だいたいトニセン
こうだな。私の解釈ではだいたいこんな感じだ。

いやはー、まさか大泉洋をカミセンに分類する日が来ようとは、いや、しかし大泉万能説。立ち位置としては井ノ原に限りなく近いんだけども、うん、やっぱり彼は大スターだね！

20年、長く関係性が続くグループには秘訣があるのか。偶然そのような性質の人たちが集まったのか、または、集まったことでそのような性質になっていったのか。卵が先か、鶏が先か。でも同じように20年以上続いてるTOKIOとかSMAPは、またちょっと違う気もするし。北のスマップとは言いますけれど、むしろこっち寄りじゃないかなあ？

この、V6とNACSはわりと気質が似たところあるんじゃないのかしら問題*1、今後とも注目していきたいところであります。

*1:あ、あとあれもそうだ、どちらも真ん中にハイフン「V-6 TEAM-NACS」が付いてたけど、いつの間にか無くなった！！！