そのうち笑い話になるさ

得意分野は90年代の土曜9時ですが、24年目の話題にもできる限り迫っていく所存です。

仮面ライダービルドの魔力

仮面ライダービルドに、猛烈にハマっています。

(今さらだけど平ジェネF最高だったね……!)

いつも円盤で済ます冬映画を劇場まで観に行き、
でもってちゃっかりBlu-rayも予約入手し、
いよいよプレバンのアカを再稼働し、
フィギュアーツやドラゴンを買い、
GW飛天の間イベントに参加し、
わけわからんほどビルドグッズを集め、
とうとうエキストラで作品自体に出演を果たしてくるほどに、マジのガチでハマってしまっています。大人が特撮にハマるとタチが悪いぞぉ、もう自分はダメかもしれないぞ。

だって特撮は裏切らないじゃないですか……。
(某事務所のごたごたから目を逸らしつつ)

V6やNACSの方面を通じて特撮方面のお友達ができるとは思っていなかったので歯止めがきかないよ、うれしい悲鳴だよ!!!
(新曲は予約してあるから、勘弁して……!)

正義の味方は、少なくとも本放送の間くらいは、ヒーローであり続けてくれることが魅力です。

そうそう、元々、私は特撮が大好きなのです。

というか、特撮が現実になったらどうなるか、を真面目に空想するのが好きな子供でした。最初期の空想科学読本をこよなく愛している。

ウルトラマンゴジラモスラキカイダーロボコンウルトラQも好きです。幼少期はビーファイターも、シャンゼリオンも、ジャンパーソンも、シュシュトリアンも、グリッドマンも好きだった。がはは歳がバレる。戦隊と平成ライダーは、ほとんどのシリーズを見てきました。戦隊の推しといったらゴーゴーファイブ。でも、一番カッコいいのはダイレンジャー。カー、メガ、ガオ、アバレ、マジ、ボウケン、シンケン……ちっとも絞れなかった。アスカさんとチーフと谷千明がとても好き。スパークレンスとゴーゴーブレスは今でも宝物だ。

ところがどっこい、仮面ライダービルド

現行作品を1話から追ってここまでハマったことは、実は、初めてなんじゃないかなぁ。

谷千明がクリーンヒットぶちかまして馬鹿ハマりした侍戦隊も、最初の数話は見逃したものだし。リアタイできても、そのときは苦痛で、後から一気見して、初めて良さに気づくことがほとんど(龍騎、剣、キバ、ウィザードはこのタイプ)だったので、ほんとね、現行作品は素晴らしいぞ……!!!

・概ね、先が読めないこと
・若者たちの成長過程を追えること
・関連商品がバシバシ入手できること
・演者の仲が深まっていくのを感じられること
(これについては、そのぶん別れが辛いけれど……)

もともと物理学への憧れが強いこと、ドラマのガリレオが大好きだったこと、小室サウンドが大変懐かしく響く世代であること、紅音也に馬鹿ハマりした実績があったこと、今年の序盤に大きな心理的負担があって、戦兎や万丈のやり取りに救われたこと、とまぁ様々な偶然も重なりまして、運命のごとくビルド沼にハマりました。ハマってからはもう毎日楽しくハッピーハッピーです。ありがとう!

↓北都編頃までに思っていたことはこんな感じ。
livvvvvve.hateblo.jp


以下、今日の放送まで見て勝手に「ここが好き!」なところを書きました。
全然言い足りないので、最終話近くになったらまた存分に書きに来よう……。
あと、平ジェネFの感想も、熱が冷めないうちに書けたらいいなと思ってる……。

みんなで「創る」仮面ライダー

主人公が記憶を失い、こうあるべき、こうありたいと創った仮面ライダーに、おやっさんポジションのラスボス、ヒロインや相棒、敵味方それぞれが影響を与えて、ヒーローとしての新たな姿を創り上げていきます。これが見ていてとても楽しい。特に、ナシタ組はチーム感が強くなっていきますね。ヒーローたちのチームプレー、大好きなんですよ。

とにかく急展開

前作エグゼイドも、けっこう怒濤の展開だなぁ(玩具発売のスケジュールの都合上?)と思ってましたが、今作は本当に忙しい。先週出た新ライダーが今週もうやられ役になってますもの。今週の味方が来週の敵になってますもの。もう毎週「なん……だと?」みたいになってますもの。都合のいいベルさんとエボルトの力が出せることもあって、戦争にしちゃのんびりしてるなとか、何故トドメをささないとか、エボルトの遺伝子が抜けるって何!?とか、まぁ設定がばがばなところはありますが、こまけぇこたぁいいんだよ的な、それを忘れさせ引き込まさせる熱さがありますね。こうなったら熱いよね、ってことは大概劇中で叶えてもらえるのでありがたいです。ブレイドもだったけど、わりと苦戦に苦戦を重ねるライダー好きなんですよ。勝てたときのカタルシス半端ないやつが好き。

テーマとしての「科学技術」

ビルドは、抱える命題のひとつに「科学技術の発展がもたらすものは、希望か、破滅か?」が挙げられそうです。人智を越えたとんでも科学者なら平成ライダーにもけっこう登場しますが、多くの場合は悪役側として描かれ、人間が創り出した「科学」の使い方そのものを問う作品は、ありそうでなかった気がします。*1SFチックでよいですね。ヒューマノイドロボットオタクとして、キカイダーリブートも映画を観に行ったけれど、赤と青の「科学が創る未来はどっちだ?」案件なので、ビルドならコラボしやすかったのではないかしら。まぁ鎧武にもいたけどマッドサイエンティスト。宇宙飛行士や歯車やパイプや火星が絡んでるのもカッコいいというか、科学好き、スチームパンク好きの心を揺さぶります。

フルボトルのデザイン

かつてのおもちゃだとロックシードがけっこう好きで、集めていたこともありましたが、DXなら鳴る光るが当たり前のこんな世の中ですから、鳴らない光らないも逆にありな気はします。と言いつつ、シフトカーや眼魂はデザインがあまり好みではなく、惹かれなかったけれど。けっこう素っ気なくて実験器具っぽくて、たくさん集めて並べると、可愛い。素面も強化できるし、スマッシュボトルなら振りかけてスマッシュにもなれる。ただし、ドラゴンマグマフルボトルがフッテモツマラナイボトルなのは許さないぞ。せめて振らせなさいよ!

クドすぎない演出

一時期流行っていた?逆回し効果音ギャグ描写みたいなものがとてもとても苦手で、それが幾分か控えられてるだけでも見やすい。しかし内容が重すぎるため、清涼剤として挟まれるギャグ描写のバランスが個人的にはちょうどよいです。青羽退場回でのBGMに頼らない演出は最高だったし、よく偉い人は許したなぁと感心してしまいました。かと思えば額縁インスタ映えだとか、謎プロジェクションマッピングだとか、変わったことも取り入れてくれて面白い。戦闘シーンの演出は戦隊のほうが好みですが、クローズマグマの生火花は月並みだけど燃えました。

演者の演技力

なにしろ毎度毎度最終話、みたいな熱量で話が進むので、1週間が本当に待ち遠しいんですが、これは芝居経験者ばかりなところも一因ですよね。例年の「ああ、新人が頑張ってる!」感もそれはそれでいいものですが、今年は役柄に没頭できる。多少、内海がぎこちないけど、愚直なほどの真面目さの現れにも見えるからなぁ。猿渡一海の迫真の叫び声アフレコなんて、あなた、伊達に前世で死んでませんね!?という感じです。犬飼くん演じるてんっさい物理学者の、あの生意気でイラっとくる話し方も絶妙だし、かと思えば赤いつなぎの太陽ヘアーにもなれるし、白うさぎにもなれるし。青羽退場回での猿渡と戦兎の会話が、とにかくよかった。その後、戦兎が「お前気持ちわりぃな」と言えるほどの仲間になるとは思っていませんでした。そして、ヒロイン美空ちゃん……高田さんは常にニコニコして明るくて可愛いお嬢さんなのに、泣きながら訴える場面が多くてとても胸が苦しいです。紗羽さんこと滝さんと仲良しすぎて、見てるだけで幸せ。赤楚くんはもう、生身で戦うときの咆哮がね……どこをとっても最高ですね。

桐生戦兎と葛城巧の関係

ものすごくよい。葛城巧も葛城巧で最高にカッコいいと思っている葛城シンパなので、余計にそう感じるのかも。過去に自分が引き起こした悲劇を、記憶のないまま引き受けて、戦い続ける桐生戦兎……とうとう、顔が佐藤太郎な葛城巧と、万丈龍我の絡みも見られるようで、嬉しくて仕方ありません。葛城巧の掘り下げをしてもらえるぞ!、でも、ってことは、OP映像ラストのように、葛城巧は桐生戦兎にすべてを託して消えていくのだろうなぁ。万丈は葛城を受け入れることができるのかしら。葛城大好き幻徳さんは内心大喜びしていてほしい。

猿渡一海という飛び道具

超兄貴ポジションの猿渡一海、もうこの人のおかげで人間関係万事うまく巡っていく感じ最高かよ。前世がレジェンドライダーだけあって、いちいち発言に説得力があるのも、カッコいいだけじゃつまらないとばかりにドルオタ振りきってんのも素晴らしい。あと、イベントのときに武田航平のおかげでトークが面白くなってるのも素晴らしい。まさか幻徳さんのスカウトにまで手腕を発揮するとは思わなかった……たぶんこの人の主演Vシネは来る、と思ってますので、今から楽しみにしてます。

生きることへの執着

戦兎にしろ、葛城にしろ、自分の生にはあまりにも無頓着すぎるところが、危なげで好きだなぁ。それって周りの悲しみを省みない、ある意味最高の傲慢なのだけれど、戦兎は元々“この世に存在し得ない人物”としての宿命なのかなぁ。消失スイッチなんか、ほとんど手の込んだ自殺だし、美空ちゃんや紗羽さんや万丈の想いを「届いてるよ。大丈夫」なんて受け入れつつエボルトとの相討ちを狙いに行ったのも、やっぱりほとんど自殺だし。同じように、人生ハードモードすぎて生に執着のなかった万丈が、スカイウォールの前で一海を待つ間「死にたくない、って思っちまった」ってのが、戦兎との対比になっていて素晴らしい。

戦兎と万丈の思い合い

最大にして最高の理由。1年間かけて、日曜の朝に相棒たちが相棒たちになっていく過程を観られるんですよもう最高でないかしら。特に、万丈は平成ジェネレーションズfinalで新米ライダーとして100点満点の成長っぷりを見せつけ、それを嬉しそうにしていた戦兎(最後のラブ&ピース、で、くしゃっと笑うところ。好きすぎて何度観たかわからない!)が、本編で万丈の言葉や行動に何度も救われていく。万丈の正体判明後、ここで“人間として生きてきた異形の苦悩”的な乾巧やぼっちゃまルートに持ち込むこともできただろうに、人間じゃないネタをさらっと流したのは、面白いなと思いました。まぁ、万丈は姿が変わるわけでも特殊能力が意のままに使えたわけでもなく、ちょっと戦うのが上手い筋肉馬鹿だから。自意識も「馬鹿で愚かな人間」だから。でも万丈は馬鹿じゃないよね。馬鹿というか、単純で素直で幼い感じですね。常識もあるし、突っこみポジになることが多いし。それを1話で認めた上で、戦兎が万丈を筋肉馬鹿扱いしてるの、口は悪いけど信頼感の現れなんだろうなぁ。戦兎が白くなって、万丈が黒くなって、戦兎が助かれば万丈が犠牲になる、万丈が助かれば戦兎が犠牲になる、このどうあがいても絶望なビルド世界よ……。夜戦クローズマグマの「相棒は桐生戦兎ただひとり」も、ほんと好きだし、37話も万丈にとって「戦兎は失いたくない大切な人」だということが間接的に示されていて、戦兎が葛城として意識を取り戻した時の万丈の呆気に取られた表情がもう、ああーもう、早く万丈と戦兎をコンビに戻してやってくれ……ってたまんない。この二人を時に冷静に、時におちゃらけつつ見守ってる猿渡一海の布陣も完璧すぎて震える。好き。


どう考えても万丈が主人公になってる本編、次週、とうとう、葛城巧と万丈のやり取りが見られる……予告を読む限り、葛城は冷酷に万丈を敵認定しているようで、どうあがいても万丈と葛城が仲良くなれる展開にはならないか。でも、葛城巧も根は優しいっぽいからきっとわかりあえると思うの。でも、わかりあえたとしても戦兎に戻ってきてもらわなきゃならないわけで、どうなるかほんと楽しみで、こりゃまた1週間は生きなくちゃだぜ!!!


もう、語ろうと思えば夜通し語れるほどには大好き。好きすぎてたぶん、あばたもえくぼ状態になっちゃってるので、もっと冷静に物語自体を語れるくらいに目が覚めたら、またじっくり感想を書こうと思っています。ウィザードも鎧武もドライブもゴーストもエグゼイドも、普通に楽しかったけれど、平成ライダーにここまでずぶずぶ行ったのはブレイド以来で、平成の終わりにこんなサプライズがあろうとは、と正直うっとり気味。最終話まで、このまま突っ走ってくれたらうれしいなぁ!!!

*1:※ただ、力の根源はパンドラ箱なので、じゃあコズミックエナジーや魔法の使用法を問うのと何が違うのかと問われれば難しいところ。