そのうち笑い話になるさ

得意分野は土曜の夜、日曜の朝です。

仮面ライダービルド前半の感想

(2月に書いた北都編くらいまで+αの感想が出てきた)
(非公開ツイッターからの流用です)
(どうでもいいうえべらぼうに長い)
(下に行くほど過去の話)


・記憶喪失から始まった桐生戦兎の人格が、ヒーローであることを望み、万丈を導き、葛城の罪や佐藤の夢を知り、猿渡に行動を認められ、石動から「兵器」と言われ、美空から「人間」と言われて、万丈に止められて、救ったのは「みんな」だと告げられるの、ほんと、登場人物により創り上げられてる!

・美空にしろ万丈にしろ紗羽さんにしろ、戦兎に甘すぎないところがほんと絶妙に好き。自分ひとりでカッコつけて死ぬ気でいた戦兎に、美空も万丈も「むかつく!」「ふざけんな!」ってブチ切れるさじ加減がほんと好き。

・それにしたって北都側からすると、やっぱり記憶喪失なんて嘘だったカシラが正義の味方で、ビルドチームが最低最悪の敵になっちゃってるのも悲しい……戦争なんてダメ絶対。予告の猿渡ファームで、既に泣く準備はできています。ただの農家の人が、どうしてあんな辛い目に合わなきゃならないんだ。

・戦兎はあの時、親殺しをして決別したつもりで、根底では「育ての親の石動惣一」にすがって、どこかで信用してしまっているのよね、悲しいことに。でも、美空はもちろん、紗羽さんも万丈も、桐生戦兎を「兵器」ではなく「人間」として接してくれる。みんなで石動惣一の呪いを、思想を、塗り替える。

・はっ!!!

・そうか、戦兎は前回のアレで、マスターにほだされちゃってたのか。やっぱりまだ、石動惣一を諦めきれてないのか。ならば理解はできる。青羽は兵器だから、って折り合いをつけて、自分ももう兵器だから、って美空に「壊してもらおう」としたのか……仮面ライダーはもう、人間ではない……!

・猿渡ファームって看板があまりにも辛すぎる……北都サイドからしたらビルドチーム最悪の敵じゃないですか、なんなのこの展開、どこに救いがあるの……?

・戦兎が心配でたまんなくて中継ガン見してたのに紗羽さん戻ってきたらそっぽ向く万丈、戦兎と幻徳が難しい話を始めたら近くにあった旗を振っちゃう万丈、なんだあいつチビッコか可愛い!

・あと、黄羽ちゃん退場っぽいの悲しすぎる……真っ先にやられそうな赤ちゃんが残ったのびっくり(赤と黄で同時退場だったらどうしよう……)(あとカシラは直進のことも忘れないであげて……)

・いい話だったっぽいけれど、ちょっと、もやもやも残る22話。北都や西都のボトル使いまくるのは反則じゃないかとか、美空にスイッチを押し付けたのはどうなんだとか、スタークさんは絶対裏切るのでもう置いておきましょう。やっぱり記憶喪失なんて嘘だったカシラ(それをわかってた三羽)はカッコいい。

・今回、戦兎が美空に自爆スイッチを押し付けた案件は、仮面ライダー剣における何故嶋さんを開放しないのか問題と並ぶほどの要考察案件だったと思う。万丈に渡しても使わないだろう(そもそも会場にいない、)けれど、あの場で一番冷静な判断ができそうなのって、紗羽さんじゃないか?

・また、万丈が迷って弱ってしまった……正義の味方とは、仮面ライダーとは何なんだ……!

・敵も味方も死なせない、って万丈の前で戦兎に宣言させておいて、万丈の目の前で戦兎に青羽を殺らせるのほんとに容赦なくて、リアルタイム視聴組でよかったなと思った。これ間髪入れずに続けて見たら、全然情緒がないよねぇ。

・佐藤太郎が歌う劇中歌をください!

・パンドラ箱を研究し始めるより前の葛城巧の日常がどのようなものだったのか知りたい。大学生の頃はちょっと人付き合いが苦手で、研究室にこもりがちな、母親想いの青年だったのだろうか。葛城の理想としたヒーローがビルドなら、なんて悲しいんだ……葛城巧はもう、この世に存在しない。

・桐生戦兎を創ったのは石動惣一であり葛城巧であり佐藤太郎であり、広義には万丈龍我であり石動美空なんだ。そして戦兎がビルドドライバーを装着し、創り上げた仮面ライダービルド……ライダーのネーミングでこんなにもたまらない気持ちになるのは初めてね。

・佐藤太郎に生きていてほしかったから、桐生戦兎が本当は葛城巧じゃなかったらいいのにと思っていたけれど、戦兎は元葛城だからこそ魅力的だし、今さら別人と言われたら興醒めだなってことにようやく気づいてきた。

・ベストマッチで髪ぴょんこしてた戦兎に対して、あれはさすがに美空ちゃんぶちギレていいわよね。ていうかこの肝心なときに万丈何してんだ万丈。たぶんあの人も特訓とか言って近所の公園でうさぎ跳び1000回、みたいな、自分を罰する系の無茶苦茶な鍛え方してるんだろうな。胸が痛いわ。

・内海さんマジ何言ってんのこの人?だったし、戦兎マジ何言ってんのこの人?だったので、東映さんバンダイさんマジ、タイミングよタイミング……みたいな気持ちでした。いや、うれしいんだけどね。マッドサイエンティストが二人揃うとああなるんだね。ていうか戦兎と内海さん、いい友達になりそうだね。

・嫌いなライダー作品はないけれど、エグゼイドのバグスター設定(わかるんですよ監察医大好きだったから復活させたい気持ちはね!ゲームでコンティニューも気持ちはわかる!)にはどうにも懐疑的な立場だったので、やっぱり、消えてしまった者は死者として扱われてほしい。水落ちならセーフ。

・桐生戦兎という(兵器ではなく)人間が許容され、心からの笑顔を見せられる世界は、果たして存在しえるのだろうか……。

・結局、戦兎を認めて許して真正面から向き合ってくれたの猿渡だもの。あの展開で最も戦兎を導いてくれたのが猿渡だっての辛すぎるでしょう。どこか別の平和な世界なら猿渡とも仲間になれたのかもしれないのに、でもどこか別の平和な世界ならそもそも桐生戦兎が存在しない……なんというジレンマ。

・万丈は、すがるような顔の戦兎から目を背けて後ずさってしまったこと、一生悔やむだろうね。あのとき戦兎の味方をしてやれたのは、紛れもなく、万丈だけだったのにね。

・壊れた戦兎が首相の手を静かに退けたとき、万丈が変わりに代理戦争へ名乗りを挙げなかったこと、意外に思いつつも理解できなくないのよね。自分が戦ってきたせいで戦兎を壊してしまったのだもの。1週間も、あんな状態の戦兎を間近で見続けなければならなかったのだもの。

・紗羽さんに違いないと予想したOPコント、まさか多治見さんが出てくるとは思わなんだ……いよいよ北都編が終わるからかしら。次は誰だろう、誰が来るにしても重くて仕方ないよな。仲間を殺られて怒り心頭な赤羽黄羽は出てこられないだろうし、うーん、やはり氷室父か?

・今回はMVP廃人戦兎の陰に隠れてしまいましたが、万丈の悲惨さもなかなかのものだった。笑顔にしてやりたかった戦兎が、敵を殺す場面を目の当たりにしてしまった万丈。自分を止めに来た戦兎を払い除けたせいで、戦兎に罪を負わせた万丈。すがるような戦兎の視線に、耐えきれず後ずさってしまった万丈。

・あと地味に、東都のボトル位置情報を横流ししていたのが誰なのかがさっぱり想像つかない。マスターだったらがっかりだけど、ここにきて、まだ東都の誰かが裏切るのであれば本当につらいよなぁ。それが戦兎に身近な人物であればあるほど救いがない……。

・美空に対する情も、戦兎に対する情も、嘘じゃないってのがマスターの恐ろしいところだ。沙羽さんからの情報が正しければ、昔は「気さくで正義感の強い」性格の石動惣一が、確かに存在していたはずなのだし。えー、マジでマスター何者なのよ。

・戦兎に電話して、応答が無くて、じっとスマホ画面を見ていたマスターは一体何を考えていたのだろう。何を急におやっさんポジションみたいなことやり始めたんだろう。本当に行動原理が意味不明すぎて、今回の放送でようやく、マスターが怖いと思った。

・コミカルな描写が多かった三羽はなんだかんだで生き残るのではないか(※ヤツデンワニの法則)と思っていたけれど、考えてみればスタークさんがあれだけ倒されたら死ぬことを煽りに煽っていたわけだからそりゃ死にますよね容赦しないですよね。てことはマスターも最後まで許されるわけないわよね。

・クマテレビが本当に楽しくて(でもちゃんと悲しい裏事情もあって、)気持ちが救われていたところだったからまだ良かったけれど、クマテレビ無しだったらもっともっとやるせなかったかもしれないな。クマテレビのときの天っ才物理学者、好きなんだよな。

・覚悟を促す「Are you ready?」も、ベタだけどベタが良い。葛城が自分と知ったときも、マスターが裏切り者と知ったときも好きだったけど、廃人戦兎関連のお芝居はここまでで一番良かった。犬飼くん上手だなぁ。1週間ナシタに籠ってたときの目が完全に死んでて最高だった。ほんと無茶しやがって……!

・戦兎が供えた紫色のヒヤシンス、花言葉には「許してください」があるという。演出が容赦なさ過ぎる。ぶらりと揺れる電球も、静かに放たれるとどめの蹴りも、流れる水も、戦兎の服を直す美空も、青羽の幻覚も、猿渡の震える拳も、なにもかもよかった。ニチアサのギリギリを攻めていて最高。

・順調にどっぷり浸かってしまっているなぁビルドに……週に一度の放映が本当に楽しみでしかないし、現在、最も楽しく感じる心の拠り所なので自分でもちょっと危ない大人だなと思う。でもさ、こんな世の中だからこそ、誰の胸にも正義はあるって信じたいじゃないですか。

・創動に手を出しました(小声)

・あとヒロビ買いました(小声)

・戦兎の「いきなり殴りかかったら危ないでしょうが」「坊や、返しなさい」「寒くて戦いに集中できないでしょうが!」「さあ、実験を始めようか」などなど余裕綽々な台詞回しが久しぶりに聴けて最高っす、本編予告(明日)の廃人ぶりがわかっているだけにうれしいやら悲しいやら!

・転がってるクマフルボトルテレビフルボトルに気づいて、駆け寄り滑り込んで拾い上げてぶん投げる美空ちゃんの動きがやたらとがむしゃらしていて私は大好きっす。

・18話の美空ちゃんが万丈に奢る缶コーヒー、絶対自販機だと思ったんだけど入手経路は案外その辺のコンビニだったのかもしれない。しかしさすがヒロイン、フルボトルを投げる投擲能力高すぎ。バタコさん並み。

・となると美空ちゃんの治癒能力覚醒後の話?直進には能力使わないスタイル?ま、自分を誘拐した敵だったからね仕方がないね。能力使うまでもなく、美少女(女神様、もといネットアイドル)が汲んできてくれた一杯のお水のほうが効果的だという人間も、いるのかもしれませんなぁ。直進とか、カシラとか。

・ていうか戦時下で万丈がどこから缶コーヒーやらコーヒー豆やら買ってきたのかマジで謎。つうか一応喫茶店なんだから豆くらい置いときなさいよ喫茶ナシタ。ん、この話があったから19話で戦兎たち(数式マグで)コーヒー飲んでたのか?

・直進の本編出演はないのだろうか……いいキャラしてたのにもったいない。何気に三羽のことも慕ってるっぽかったし、掛け合いが見てみたかった気もします。 あーでも直進にはスマッシュや、北都政府の実験台はになってほしくないな……。

・自分のために自らを犠牲にしてしまう部下はとりあえず間髪入れずにぶん殴る、ってカシラ不器用な親父かよ……!!!あれはスクラッシュドライバーの作用なのか元々の性格なのか。もしも音也がこんな親父だったら、名護さんは遊び心を習得できなかったでしょうなあ。

・戦時下とは思えない能天気ナシタ勢。とにかく平和な美空ちゃんが見られてうれしかった……久しぶりに刻む美空ちゃん。誉められて舞い上がる美空ちゃん。ギャグ時空にさえ持ち込んでしまえれば、ビルド世界では美空ちゃんが最強なんだよなぁ。

・節分に無事にクマテレビが届きました。直進、その名の通り生き方が真っ直ぐですごく好き。戦兎くんから「坊や」呼びされてんのヤバイし、カシラに認めてもらえたところもヤバイ。実は直進がヒロインと言っても過言ではない(過言ですな)

・次回予告の虚無でしかない戦兎の表情も、怒りに震える猿渡の表情も、めっちゃ男前でカッコ良くってマジ来週まで待てないわよね、もしもこれがBlu-rayで次回以降が次のBOX入ってたら迷わずAmazonで翌日配達ポチるわ。誰かのために戦ってる、みんなみんなカッコ良いわ。

・せっかく久しぶりなナイトローグ羽付だったのにスパークリングでフルボッコにされるくだりが面白くて何度も見ちゃう、幻徳さん捨て台詞吐いて逃げるときさらっとスチーム消えしましたけれども生身の身体でもああいうのアリなんだ?

・いや、実際カブトの主人公はかがーみんだと思ってるから……きっと万丈だって、ウンメイノーに負けない名曲を歌ってくれるって信じてるから……どうかどうか、今年も役者が歌う劇中歌を作ってもらえますよう……!!!

・クローズ、ナイト、ガタック、イクサ(名護さん)が喋る!!!というラインナップがことごとく自分の好きなライダーなの狡いわよね!!!ここにきてガタック!!!ちょっと万丈とダブって見えるときもあったよね加賀美新!!!素敵だけどブットバソウル限定だなんて!!!大人は狡い!!!(中二感再び)

・アマゾンズの世界でもアレするとなると赤楚くんめっちゃ忙しいっすね。アマゾンズ2は8話まできました。長瀬めっちゃいいヤツ。イユちゃんとデート回が好き。万丈も長瀬も、わけアリなヒロインと成り行きデートできる代償が、カップ麺ばっかり食わされることなのだろうか……!

・氷室幻徳の生き様は面白すぎるので、どうかネタに走らず最終話まで駆け抜けてもらいたい。最後まで生き残って、パンドラボックス光の影響が無くなって、自分の行動を悔いて悔いて悔いて、慈善事業のためにライダーの技術を使ってもらいたいなあ。橘さんルートを希望。(その前にBlu-ray特典もあるけど)

・赤楚くんの文章から滲み出る聡明さというか育ちの良さみたいなものがとても好きだ。ああ、きっとこの子は実際馬鹿じゃないんだろうな喧嘩しないだろうな、ぶちギレるのも叫ぶのも、インスタで格好つけるのもあんまりやらないんだろうな感(でも勘が良いのでお芝居は上手、特に痛がり方!)が、あるもの。

・基本設定があまりにハードすぎたから茶目っ気のためだけに取り入れられたのだろうかドルオタ猿渡設定。美空が肉親説ってのは、美空火星人説を推したいので目を瞑りたいところ。猿渡が三羽を覚えてないってのもやや雲行きが怪しくなってきましたね。彼はどこまで忘れているんだろう?

・美空ちゃんのナース姿がめちゃ可愛かったっす、これまでのお洋服で一番似合っていたっす……紗羽さんは言わずもがなっす。ビルドは女子が総じて有能&有能なので素敵。OPコントでみーたんからのお願いをやってしまったということは、それによって猿渡が戦争止める道を選ぶことは、絶対ないんだろうな。

・久しぶりに出てきたマスターはあい変わらず足長くて、戦兎と並んだときの身長差が大人の余裕っぷりに満ち溢れていて、やっぱたまらなくカッコいいのが悔しい!悔しい!誰より美空ちゃんを傷つけているのに美空ちゃんの優しさに甘えて傷つけていないふりしてもらってんの狡い!大人は狡い!(中二感)

・万丈に三羽を殺させないために、これまでの万丈を思い返しながらハザードになったのに、恐らく青羽を殺しちゃって罪の意識で満身創痍な戦兎が痛々しくて……身内を倒された憎しみと怒りから心火燃やしまくって静かに宣戦布告する猿渡も悲しくて……なにがどうしてここからローズコプターになるんだ?

・てっきり仮面ライダーローグの変身者は内海確定かと思っていたのに、幻徳一時退場でわからなくなってきました。個人的には内海ローグより幻徳ローグのほうが強そうだし勝てそう(酷い)なので見たいわ。

・もう、今回はカシラの痛いところをついた青ちゃん→直後の絶対死ぬなで大喜び→カシラ一撃必殺で三羽救う、なくだりが素敵だったよね。最初はあざとすぎてやや苦手だった黄ちゃんが健気でおぼこく見えてきた……のに、たぶん、来週、三羽は三羽でなくなってしまう……っ!!!

・美空ちゃんの治癒能力はライダーやスマッシュ限定かと思いきや首相にも効くし、親父連れてきた紗羽さんコスプレ含めてマジ優秀だし、父ちゃんに叱られて逆ギレして変身してぼこぼこにやられて捨て台詞吐いて退場した幻徳マジ幻徳だしで、最の高……!

・万丈!!!マジかよ!!!俺はお前がっ……その先はなんだ!!?その先を戦兎に言う前にやって来た氷室幻徳マジ幻徳!!!ああー美空ちゃんマジありがとう今日のビルドもごちそうさまでした!!!!!!

・戦兎も万丈も猿渡も、三者三様にタイプの異なるイケメンすぎて目茶苦茶に癒されております、複数メインライダー全員推せるライダー作品なんて、それこそ自分にとっては剣以来じゃないでしょうか。猿渡が戦兎と万丈の兄貴分になってくれたら最高なのだけれどそれ則ち三羽の死、な気はするよね。

・なんとかしてマスターにぎゃふんと言わせたいのだけれど、頼めば簡単に言ってくれそうだよねマスター。ぎゃふん。

・代償が大きすぎる強化フォーム大好き……!!!

・ラビタンハザードで桐生戦兎が自我を無くしたら、ただの戦闘兵器になってしまうのか。それは葛城巧の頭脳も、人間だかヒーローだかの尊厳も、全部無くなっちゃうということで、楽しそうにハザードトリガーをちらつかせるマスターの極悪非道っぷりったらない。こんなに悪くて大丈夫なのかマスターク?

・ラビットタンクハザードのデザインびっくりするほどカッコいいな……黒い=強いという短絡的法則、だがそれがいい

・まだ味方だと思われていた頃のマスターが好きすぎて、ナシタに戻ってきてほしかったけれど、あまりの悪行の数々に絶対許すまじ、ぶちのめしてくれ戦兎と万丈あと猿渡な気がしてきているので自分も知らず知らずのうちにパンドラボックス光にやられてしまってるのかもしれない。

・(ホークフルボトルで羽根生やしたクローズチャージを目撃し)万丈が、とっ、飛んだぁ……!!!(よかったねご所望の羽根がついたじゃない飛べておめでとう、なんて言う暇もなくてほんと悲しい)

・自我がなくなるパワーアップアイテムを使い続けたら、戦兎はどうなってしまうのだろうか。桐生戦兎でも葛城巧でもなくなって、なにも感じない、ロボットのようになってしまったビルドを思うと悲しすぎる……きっと万丈がどうにかしてくれるって思ってるけれど!

・万丈と美空が仲良くなったらいいな派(戦兎と美空は兄妹派)なので、クサクサした万丈のフォローに美空ちゃんが来てくれて感謝しかないし、治癒能力開花により今後も深く関わってくるんだろうな、ビルド勢みんながみんな、仲間のために身を削りすぎ……!

・正直、内海サイボーグ描写で、あっいつもの悪ノリが始まるのかなと心配したものの、今週も暗くてよかった……北都側の事情が悲しいよね。みーたんと美空は別人説にはしゃぎ回ってただけに余計悲しい。たぶん三羽は生き残れないだろうな。

・万丈が力を渇望する理由……なんという予告ミスリード。ベルトによる精神汚染ではなく、戦兎からたくさんのものを受け取った代わりに、戦兎の笑顔を取り戻すためだったのが圧倒的ヒーロー感で溢れていてたまらなく尊い。子供が公園で遊べないなんておかしい発言含めて、万丈大好き!

・そういえば万丈の御髪が結われているのが気になりましたが、ひょっとして秘密基地籠城中の美空ちゃんに暇潰しがてら結われていたらどうしよう。うれしすぎてどうしよう。

・しっかし万丈も美空も戦兎もお芝居が上手い、特に美空ちゃんどんどん良くなっていってる……みなさん芸達者!!!

・記憶喪失な猿渡が美空ちゃんと浅はかならぬ関係という謎自体は変わらないし、いずれにしろみーたんファンなのだから、戦兎万丈と協力する展開きっとあるじゃない……そしたらたぶんその敵は内海さんじゃない……OPコントで荒ぶる幻徳さんといい、昨日の敵が今日の友って展開、キライじゃないわ。

・晴人とコヨミは絶対兄妹だと思っているし、戦兎と美空も絶対兄妹だと思っているので、2度もデートに行った美空と万丈くっついておしまいなさいよ派なんですけれども、おそらく絶対最終回までにそんなことにはならないだろうという矛盾。どっちにしろ、万丈には幸せになってもらいたい。

・万丈が暴走してしまわぬように?新アイテムを入手に向かう?桐生戦兎最高かよ……これはあれだわ、始さんの暴走が起こらないようにカード集めに奔走した剣崎一真のパターンですわ、あーもう好きだよそういう、友達のために、友達がこれ以上傷つかないように、みたいなやつ……!

・もっと言うとビルドのビジュアルブックの、寝転ぶ美空ちゃんを戦兎と万丈が見下ろしてる写真が無茶苦茶好きなの。妹を見守るお兄ちゃんたち感に溢れていて。だからこそ、万丈がスクラッシュドライバーの影響でおかしくなっちゃったら悲しくて悲しくて、でも物語的には最高ですありがとうございます!

・「お前が死んだら、俺が文句言ってやるよ!」って、すごくいい台詞だなって思ったのね。俺が悲しむ、よりも、上っ面な感じがしない、信頼できてるからこそぶつけてやれる言葉だなって思ったのよね。戦兎が万丈に対してややお兄さんぽいのたまらなく好きなんですよ!

・万丈が、美空には戦兎しかいないからって、俺が死んでも誰も文句言わないって、思ってしまっていたのが悲しい。戦兎だけでなく自分に言い聞かせる意味でも言ったのかな。誰も悲しまない、じゃなくて、誰も文句言わない、なのがたまらなくグッときた。たぶん、小倉香澄さんは、とても悲しむだろうから。

・よくよく考えてみれば紗羽さん歴代サポートキャラの中でも群を抜いた優秀っぷりだったものなぁ、元スパイの立場を悔いるスマッシュ化からの寝返り展開もいいヒロインっぷりだったし、素敵なお姉さんで、憧れてしまうなぁ……!

・あと今回大幅に株を上げたのが紗羽さんね。美空ちゃんへの的確なフォロー、あのドライビングテクニック、目茶苦茶素敵なお姉さんじゃないか、なんで今まであの魅力に気づかなかったのだろう、ホテおじに誘われたお姉さんとしか認識できていなかったのだろう、もったいないことした!

・しかし今回の、飄々として自分だけで解決しようとして背負い込んじゃう戦兎が最高に好みで震えた。ちょっと指輪の魔法使いを思い出しました。そんな戦兎を万丈が助けて、傷ついた万丈は戦兎が救って(パンダロケット便利、)いいコンビだよ二人……美空ちゃんには二人とも欠けてはならない存在だよ……!

・どう考えても、あのベルトを出されて戦兎が戦えないのを目の当たりにしたら万丈が取る行動は、無理をしてでも自分が戦うことで大正解なんだよな。一度は戦兎の意志を汲んで引き下がり、変身させてみたことから、万丈も万丈なりに考えたのだろうな、ただの馬鹿じゃないなってことが伝わってきたよ。

・おそらく全体通して見たら登場人物みんな少しずつ整合性取れてない行動してるんだろうけれど、そんなの気にならないほど、そのときそのときで最も盛り上がる言動をしてくれるから登場人物みんな大好きなんだよなぁ、ビルド。特に万丈龍我。

・本日の放送もめちゃくちゃ大満足だったから、いよいよクローズドラゴンを買った。フィギュアも買っちゃった。円盤も予約したさ。楽しい特撮を作ってくださるのなら、大人はお金を出しちゃうよ!

武田航平さんのお誕生日なのだな、おめでとうございます!!!

・しっかし最高でしたグリスの変身、圧倒的な強さ、まさかの「みーたん推し」……すごく重たい展開に、ふっと力を抜ける愛嬌を見せてくださるところが、音也の頃からマジで好きです、またライダーになってくださってうれしいです。

・キバの音也以来の「恋は盲目」かもしれません。やー、いいな。またまた人生楽しくなってきた。

・戦兎くん推定26歳と、万丈23歳って意外と差があるんだなあってところもいい。基本、戦兎に余裕があるのがとてもよい。主人公ライダーとしてはヒビキさんの次に年齢高めらしくて、その落ち着きがうれしい。

・万丈とのコンビも、最初こそやむ無くだったものが、劇場版を経て、16話で殴り合い、共闘するまで、互いに好影響を与えていくのがめっちゃ推せる。万丈のことペットだと思ってる風なところも推せる。万丈は大型犬。マッハとチェイスも、こんな風な関係性の成長譚が見たかったものだ。

・それから、万丈への話し方。~でしょうが。やめなさいよ。ヒャッホホホホイ。いい。真面目すぎずふざけすぎず、その塩梅がちょうどいい。独特な言い回しが、飄々とした人物像をつくり上げている。ビルドだけに。始さん以来のトレンチコートも似合いまくっていて最高。

・そして、記憶喪失。改造されたかと思いきや改造する側だった、故に苦悩し、マスターの手のひら返しに思い悩む、正義感の強さが好き。励ます美空と万丈も好き。平気な顔して「ラブ&ピースのためでしょうが」と答えていた戦兎が、一度自信を失い、それでも誰かを守るため再び立ち上がった、流れが最高。

・あと、顔。顔がいい。いつもきょとん顔してるのが可愛い。あの顔でテンションのおかしい佐藤太郎をアドリブできる犬飼くんはすごい。結果、めちゃくちゃバカだけどとんでもなくイイヤツな一般市民でなんとも薄幸な犠牲者となった佐藤太郎も無茶苦茶好き。

・うーん参った、自分は桐生戦兎がとてもとてもとても好きなのかもしれない。まず、学者。しかも物理学者。かっこいい。実におもしろい湯川先生を引き合いに出すまでもなく数式書きなぐるのかっこいい。変身アイテムを自作できるのもすごい。宅配便で届くよりすごい※橘さん。

パンドラボックスが全ての元凶であるなら、それを無かったことにすればいいけれど、そうなると桐生戦兎という人間は、万丈にも美空にも、出会うことすらできなくなるのか。みんなの記憶から消えるどころか、存在そのものが無かったことになるのか桐生戦兎……辛っ!!!好きっ!!!!!

・ウィザード好きだけどつまらなくもあって、ウィザードとドライブのギャグ描写は本当の本当に辛かった……っ、特にドライブのクラクション音と巻き戻しリピート再生。何を無理して休日に早起きしてるんだろうと自問するレベル。子供も大人も楽しめる作品づくりというのは本当に難しいものだな、と再考。

・(あと、ウィザード組……!)

・(鎧武組が優遇されまくっていてうらやましくも楽しかったな、特にミッチのキャラソンは名作と勝手に思っている)

・(どうしてゴースト組とエグゼイド主役組には歌うチャンスを与えてくれなかったのだろう目茶苦茶楽しみにしていたのに……)

・ライダーのコンビなら、剣崎と始、剛とチェイスが無茶苦茶好きだったけれど、戦兎と万丈もかなりいい感じに食い込んできている。ビルド組にもどうにかしてキャラソンと、ドラマCD出してほしいです。キャラソンは過去に実績のある音也がいるから、ワンチャンあるって、信じてる……!

・宗教上の理由から、死んだ者が同じ人物として生き返る描写は苦手で、だからドライブもゴーストもエグゼイドもちょっと残念だった(特に、バグスターなら生き返りじゃないからセーフみたいな風潮も苦手。イユみたいにモノとして生かされるならアリ。)容赦なく退場させる展開や、コヨミの最期が好きだ。

・万丈の雰囲気って、なんだか加賀美新を思い出すんだよなあ。別に、似てはいないのだけれど。天道を追う加賀美新大好きですよ、たぶんカブトのライダーでは一番好き!

・赤と青のヒーローといえば、キカイダーが結構好きでリブートの映画も観に行ったくらいなのもので、ビルドも初見で「良心回路的な展開があるのかな?」と思ったけど、悪魔の科学者葛城巧と、正義の天↑才↓物理学者桐生戦兎の鬩ぎ合いなのだとしたらあながち外れてなかったかもしれないなと思いました。

仮面ライダーTHE FIRSTとNEXTも観たのだけれどNEXTの本郷猛がカッコよすぎてしんどい。強気女の子と守る弱腰本郷の取り合わせが最高にしんどい。1号ピンチに2号がバイクで駆けつけてからのなキックが最高だった。メットオフの状態であれだけカッコよいスーツはすごい。

・戦兎と!万丈の!バディが大好きだよ!!!突然の猿渡が戦兎を大変気に入ってるっぽいのも関係性としては最高だよ!!!

・長瀬、一応友達だったのだろうに、千尋のアウトオブ眼中っぽいのが本当に不憫で不憫で……

・元友達のアマゾンから逃げ惑う長瀬を見ていると、万丈龍我、クローズチャージになれてよかったね本当によかったねぇ!!!な気持ちです。アマゾンズの世界でこれだけ鍛えていたらビルドの世界なんざ余裕だろう。万丈も今のところ不幸なので、せめてビルド世界が終わる頃には、幸せになってほしい……!

・アマゾンズ1より2のほうが明らかに見やすかった。前作は序盤があまりに謎だらけでおいてけぼり感があったし、画面が暗すぎて何が起こってるかわかりづらかったのよね。物語に入っていきやすいのは、一般人代表な長瀬のおかげかもしれない(贔屓)。主題歌は、前作のほうがパンチ効いていて好み。

・万丈の前世(長瀬)が気になってアマゾンズ1話2話を見たけれどほのぼの恋愛ジュブナイル物語になっててびっくりしたし、長瀬はやっぱり不幸すぎない……?