そのうち笑い話になるさ

得意分野は土曜の夜、日曜の朝です。

ゼロからキミになればいい

ベスアー2015から一夜明け、正直、まさかまさかのビーユアセルフでバク転よりも入口出口田口の件が気になってしまっている。KAT-TUNファンの方のブログを読ませていただき、まるで自分のことのように気持ちが沈んでしまっている。なぜか、と考えてみると、これはやはり完全なる他人事、ではないからだ。アイドルという虚像を追いかけている者にとっては多かれ少なかれ、関係している一大事だったからだ。

正直言うと、かつて抜けたお二人のときは「まあ、しょうがないよな」と思ったのだ。いろいろあったもんな。でも田口くんはどうだろう。人生の分岐点とはいえ、辞める、という決断に結び付くようなことだろうか。そういった意味で、あのベスアー会場での発表は、まさに青天の霹靂であった。しかもなんか、田口くんは清々しくにこにこしてるし。中丸くんの顔を見てりゃ、円満で爽やかな別れではないことが明らかだ。

「取り残された側の気持ち」というやつは、まだ、完全には理解しきれていない。そういえば、2007年のイノッチの件でとてもよく似た気持ちを味わった。あのときは私もやり場のない憤りにムカついた*1し、泣いたりもした。しかし、あのとき井ノ原快彦の脳裏に「脱退」という言葉は、微塵も浮かんでいなかったのだと思う。心のバイブルだったイノなき*2が終わるときだって、日課としているものは、辞めるほうが大変なんだ、みたいなことを彼は仰っていた。

きっと、デビューまでの苦しさが昔の笑い話としてほいほい出てくるトニセンは、V6を守ってくれる。

それに、V6には他ならぬ、三宅健がいる。正直、彼がそこまでV6が大好きで、V6をとても大切にしてくれているとは、ブログ掲載の写真*3を見るまでわからなかったなあ。かつてカミセンの愛情表現とは、まるで青臭いガキんちょのそれで、とてもとても、わかりにくいものだったから。今年のV6の大活躍の立役者は、三宅健だと思う。ここ数年の三宅健の頼れる安心感は半端ない。岡田は10周年の頃から、随分変わってくれた。さすが、いい仕事で自信をつけた者は心に余裕がある。

うーん、強いてね、強いて言うなら森田さんが最も危ういような気がするけれど(数年後に最悪、俺が居なくても~みたいなことをたまに仰る、)でも、まあ、大丈夫だろう健ちゃんが居れば。

などと、どうしても再確認せずにはおれない。
私たちは不安と共に歩んでいる、それを思い出してしまった。

あの微妙極まりない空気の会場で、10年前に公言した「10年後も全員でバク転」をさらっと叶えて去っていった6人。言ったことは果たすV6だ。21年目もがんばるよ。その言葉を、信じてついていくしかあるまい。「SINCE 1995 ~ FOREVER」ツアーグッズのTシャツに燦然と輝く文字は、だてじゃないぜ。

脱退者が出たグループは脱退に慣れてしまっているのでは、という考え方もあって、なるほど斬新だったな。あのときあの場で、ジャニーズ以外のアーティストも集う場で発表したのはなぜだろう。発表しなければならなかったのはなぜだろう。もっと他の方法はなかったのか。なぜ亀ちゃんが唇を震わせてまで謝る必要があったのか、不思議でならない。ただ、きちんとファンに謝ってくれる、そういうメンバーがいるKAT-TUNというグループは素晴らしいと私は思う。

詳しいわけではないけれど、良質の特ソンとして認識している「BIRTH」をがんがん鳴らして今日も寝よう。

*1:まだ、あの初日をぶち壊したこと自体は、許したわけじゃないかもしれない。あの年のコンサート以降、何を言ってもわりと受け入れてくれるV6ファン、という図式ができて悪ノリをして……というのがミヤケ学級会事件に繋がっていった気がする。コンサート中の真顔の「実は○○から大事なお知らせが~」ごっこだけは本っ当に許しがたい、やめてほしい。心臓止まるって!

*2:イノッチのなきにしもあらず。ジャニーズウェブで毎日更新されていたイノッチの日記。

*3:V6会員証、6人が写った待ち受け、11月1日のステージ上の6人

ミュージカルスター坂本昌行

リーダー、坂本くん、まーくん、まーくんさん、マーサ、マサ、ピーター。坂本昌行を示す人称は数あれど、私が一番しっくり来るのは、やっぱり安定の「坂本さん」です。次点でもっさん。

さて、たまたま朝テレビをつけたら「V6坂本昌行が9/14に電撃結婚」という新聞の見出しをニュースを見てそうか……坂本さんもとうとうか……と、さめざめ泣く夢で目が覚めた今朝、またにわかには信じがたいニュースが飛び込んできました。夢の続きか、こっちが夢か、どっちが夢だ、どっちだろう?

また「ジャニーズ初」のソロミュージカルコンサート。
V6、20周年だというのに攻めます。攻めまくります。

そもそもあの「修学旅行の夜コントでツッコミ役してるリーダー坂本」が、ミュージカル界では、押しも押されぬ大スターしてるんだ!って、知らない学生さんのほうが多いんじゃないか? たぶん。

続きを読む

ウルトラマンティガ 超解像度リマスター版

f:id:livvvvvve:20151107201200j:plain
似ている。

いやもう、これ見たさに今週は生き長らえてきた。クッキーとコーヒーを用意して、今日は帰ってきてからずっと、とち狂ったようにウルトラマンティガ一挙放送を見ていました~というか、明日まで続くみたいだけど笑。ティガ~ガイアはリアルタイムで見ていたものの、本放送ぶり、実に19年ぶりのダイゴ隊員です(あ、2000年と2008年の映画は見ているので、正確にはそれぶりだね。)

何はともあれ、リマスター版の映像がお美しくてびっくり~~~綺麗な映像のおかげで、あんまり古くさく感じない!

ちゃんとかけるべきところにお金かけてる特撮は、20年近く経っても面白く見られるな、と思いました。円谷お得意のミニチュア特撮が思う存分堪能できて幸せです。あのミニチュアの街並みだけじっと見つめていたい。ブレイドのムッキーとウルトラ怪獣の話のときも思ったけど、ウルトラ怪獣が日常に溶け込んでよろしくやってるのが大好きで、デバンの話(@21話)がすげえ好み。

イルマ隊長は今でも憧れですね……、
シンジョウ隊員とホリイ隊員のやり取りが好き。

もうさあ、戦闘シーンでテイクミーハイヤー流れてきたときの勝ち確定BGMっぷりが素晴らしくて鳥肌が立ちます。今日だけで何回聴いたかなテイクミーハイヤー笑。異星人とか恐竜人類だとか筋書きがちゃんとSFしていて素晴らしい、いやあ、最近、販促全開特撮シリーズばかり見ているので、円谷特撮は逆に新鮮です。や、嫌いじゃないよ、嫌いじゃないんだけどねニンニンもドライブもゴーストも(^o^;)

このときの長野くん(ダイゴ隊員な長野博は、長野くん(超正統派)って感じ。現在の長野博は、ひろし!って感じ)があまりに、ウブな感じぃ~↑↑↑(※井ノ原ボイスで声裏返る)で、なぜか見ているこっちがこっ恥ずかしく、最初は顔を覆った両手の指の間から、おそるおそる眺めている感じでした。後半慣れてきたらガン見できたけどな。長野くんが跳んだり流されたりすると、どうしても笑ってしまう!

そんなひろしも芸能生活30周年間近、祝いたいですねえ。
ところでダイゴ隊員の頃の麗しき長野くん見てると、とてつもなく「プロジェクトV6」が脳裏を掠めていくんすよねえ…………

あ~、休日に特撮見てるときが最高にしあわせ~、
ウルトラマン ティガが地中を 潜るから 今日は日本の 平和記念日」*1

*1:地中を潜れば3分以内に日本全土に駆けつけられる、というネタが空想科学読本4辺りにありましたね。あれ大好きだったんだよう。

学校へ行こう!2015 雑感

何を隠そう、私は、小中高大と学生時代の全てにおいて「学校へ行こう!」を見てきたガチ世代だ。

懐かしいなんてもんじゃない。お腹よじれるほど笑ったし、泣かされたこともある。確かにV6を育ててくれたのは、あの番組に間違いない。しかし、高校生くらいの当時は「激しくつまんねーし、よっぽどのV6ファン以外見ねーし、そもそも学生全然関係ねーし!」みたいな企画ばかり(いわゆる迷走期)で、惰性で見ていた節もある。それでも「学校へ行こう!MAX」に改名し、積極的に学校ロケをやるようになってからは持ち直したと思ったものだ(旅企画以外、数字にはならなかったようだけど。)最終回の「Believe」も、まだ、昨日のように思い出せる。

私が小学生だった頃の「学校へ行こう!」って言ったら、とにかく凄まじかった。

翌日の教室はガコイコの話題で持ちきりだった。やっぱり未成年の主張が一番人気で、マーサ坂本はキモいと大評判で(※当時の小学生たちの感想だよごめん、)少年オカダのラッパを真似するやつが現れ(※元ネタがキカイダーと知ったのはつい最近、)私はこっそりと大袈裟先生に憧れていた。廊下で男子が「♪トゥルットゥットゥトゥ~*1」とED曲を口ずさんでいたのもよく覚えている。

そもそものコンセプトは「翌日の教室で話題になるような番組」づくりと聞く。最初期のガコイコが、純粋に学生を応援する非常に真面目な企画ばかりだったと知ってる人も、実は多いのかもしれない。今年のガコイコのスタンスも、そんな基本に忠実だった気がする。音楽系企画以外は。いや、癒し系とビーラップにも腹抱えて笑ってたけどね当時はさ。

学校へ行こう!2015」は過去映像を振り返りつつ、V6があくまでサブ=気のいい近所のおじさんお兄さんポジション、学生主体の企画が目白押しだったことを、とても小気味良く思っている。

せっかくのドライバー坂本とナビノ博の最強タッグ復活も、車内カメラの映像はほとんど無くてV6ファンは物足りなかったろうし、修学旅行のイメージが強い人は、V6歳とってつまんなくなったなと感じた人もいるだろう。そんな人たちのために深夜の「アメージパング」があるのですよ。V6ライブDVDの特典はあるのですよ。今度wowowでライブ放映もあるのですよ。おじさんたちそちらで大活躍してます。是非ご覧ください(宣伝)

あくまで三時間、見守る脇役に徹したV6が、番組の最後の最後に、現在と当時の学生たち・スタッフ・キャスト陣から、20周年お祝いサプライズを受けた。

変わらずレギュラーだった渡辺満里奈さんが踊ったところで、正直私もうるっときた。こんな風にお祝いしてもらったV6は本当に幸せそうで、見ているこっちが幸せだった。特に、V6再興の立役者となった(って勝手に思う)三宅さんの涙……これで興味を持った人は、是非彼のブログもチェックしてあげてほしい。最高だった。おじさんになる、ということは、素晴らしい仲間が増える、ということなのだ。

ただバカ騒ぎして面白おかしいだけの「やらせバラエティー」で片づけてしまうには惜しい、今と昔の学生たちの熱気がそこには確かにあって、懐かしく楽しい、期待以上の三時間でした。未成年の主張がうちの学校に来たら何を叫ぼうかシュミレーションしてた学生時代を思い出した。わくわくしながら見ていたサオリとミホと永谷とだぜとマサーシーの現代版が見られてとってもうれしかった。ありがとうございました。

学校へ行こ~~う!
永遠に~~~~~~!

(スローで駆け寄るV6、流れるカーペンターズ



欲を言えば、この番組とは別に、学校へ行こうスタッフ陣で、坂本さんが希望した「何も決めないV6旅」企画を実現してやってほしいと思っています。ガコイコスタッフの付けるテロップは秀逸、もといテロップだけでも笑える!、と今でも思ってる。

トピック「学校へ行こう」について

*1:ライフ、ゴース、オン!

V6 20周年当日の聖地へ行ってきました

f:id:livvvvvve:20151101125936j:plain

V6 20周年、本当に本当におめでとうございます。

V6がいなければ、今の自分(じきどう)は、ありませんでした。
こんな性格で、こんな仕事をして、こんな生き方にはなっていなかったことでしょう。

誰一人欠けることなく、今日という日を迎えた6人の絆が最高に羨ましく、最高に誇らしいです。


当たっただとか外れただとか、もう、そんなんはどうでもよくって、この日に生の6ショットを眼に焼き付けることができた、ただそれだけで。

いつか代々木第一体育館へ色鉛筆を買いに(≒お布施に)行こうと思っていて、昨日のつもりでいた予定をたまたま本日に変更したのですが、まさか記者会見に出会してしまうとは……すみませんすみません、そんなつもりじゃなくて、10周年のときのこととか全然記憶にないもので、イベント期待して行ったわけじゃないんすよすみません……などと思いつつ近寄っていったらあれよあれよという間に観覧に巻き込まれて身動きの取れない状態になってしまい、恐縮しながら1時間ほど立ち尽くしていると、おお、ほんとにV6だ、後ろのほうの我々の側にも、しっかり6人揃ってお手振りに来てくれました。わーいわーい!

いのもりひろけんさかおか

の順番で、近隣住民の皆さんに謝りつつ苦笑、なんやかんやしていました。SNS等への記載を禁止されていたので、ニュアンスだけお伝えすると、みんな素敵に愉快に楽しそうで何よりでした!

お会いできた方はお世話になりました、会えなかった方は、また今度よろしくお願いいたします。記者会見後、すぐにその場を離れたのですが、何やらいろいろサプライズがあったようですね!

個人的には本日はあくまでひとつの節目、次への布石。今後もwowow、ライブDVD、年末まで20周年は終わらないし、所詮20周年は単なる通過点、イノッチの言う通り「30周年」見たさにまた生きていくつもりでいます。つーこさん曰く、人気だけでは(CD売上の実績がなければ)ライブをするのも大人の事情で難しいようなので、まずはしっかり媒体を購入して応援することでしょうか……ま、各々できる範囲のことやろうよ、ね。今年がお手本のような基本詰め込み型コンサートだったぶん、また斬新な手法の演出でどうか我々を驚かせてください。きっと来年こそ、せめて会場に入れてください笑。

リボン、喜んでくれたんだな。良かった良かった!(*^ω^)

落選

じきどう惨敗です。なまじ期待を煽るメールが届いてしまったために悲しみが増しています。この仕打ちはひどい。鬼っ。悪魔っ。

そりゃ年始の時点で全てのくじ運使い果たしてきたからなあ……SPOT LIGHTの撮影に参加して、この丸顔をもってチラッと爪跡残してきたところがV6応援人生のハイライトであった。大阪公演に参加させていただけて本当に良かったし、生で聴けたからもういつ死んでもいいや。物販にのみお邪魔した横浜会場に続き、代々木会場にも31日1日に遊びに向かうつもりです。予定が合いそうな方は、是非ハイタッチしましょう(`・ω・)人(・ω・´)

運命の切り札をつかみ取れ!

FC名義の代々木公演にあっさり全滅し、せめて週末は会場周辺の空気だけでも吸いに行ってくるか~と思っていた矢先。

10月24日、まさかの「制作開放席」申し込みできるよメールが届く。

(´ε`)なぁんだよ~こんな押し迫って期待を持たせるようなことしてよ~ぅ、こちとらもうすっかり諦めてwowow加入の手続きに踏み切ったところなんだよまだ蜘蛛の糸が垂れてくるなんてもうどう転んだって悔しいじゃんかよ~勘弁してくれよ~~~(※井ノ原さんの声でお願いします)

今年代々木第一体育館に足を踏み入れるには、もう、この方法しか残されていない。
仕事の都合上、申し込むとするなら週末のみ。さあ、どうなってしまうのでしょうか。生きた心地がしません。

でも今月の月刊TVガイドが素晴らしすぎたので、やっぱりちゃんと生きようと思います。