そのうち笑い話になるさ

得意分野は90年代の土曜9時ですが、22年目の話題にもできる限り迫っていく所存です。

V6「レッツゴー6匹」雑感

※名古屋初日のライブに参加して背景映像を凝視したところ、どう考えても筆者の深読みしすぎだと気づいたため数値を修正しています。


V6の最新アルバム「The ONES」の感想文を書こうとしたら案の定「レッツゴー6匹」最高!!!、みたいな感想になってしまったのでいっそのこと「レッツゴー6匹」のみでひとつの記事にしてしまおうとした次第。お洒落スタイリッシュV6もカッコいいけれど、根底ではこういうのが好みだし、これが基盤にあるうえでお洒落スタイリッシュもこなせる、というのがV6の強みで魅力じゃないかと思います。そもそもカッコいい感想文を書くのが苦手(カッコいい、としか表現できない致命的な語彙力の欠如)でもあるため、今回は、おちゃらけた方向から斬り込んで参りたいと思います。他の楽曲や沖縄対決企画の話は、また別の機会に(おっさんになってもカミセンはカミセンでした本当にありがとうございました。)

中身は特にない文章ですので、お時間がない方はどうぞ次の行だけ読んで閉じてください。

2017年の坂本昌行の美声の、あんな豪華な無駄遣いを味わえるのは、たぶん、この曲だけ!!!

The ONES(Blu-ray Disc付)(初回生産限定A盤)

The ONES(Blu-ray Disc付)(初回生産限定A盤)



ついに、ついにV6も、CD付属の円盤が、DVDかBlu-rayか選べるようになりました。うわー、むっちゃ画質が綺麗。というか近年、Blu-rayの画質に慣れていたせいでようやくいつも通りに見える。こんな上質な品ををCDアルバムの特典としてしまうとは、無茶したな、エイベックス。そういえば20周年のときに名前を入れてもらったMVベスト盤が出ましたが、あれはDVDだったので、おそらくV6の30周年記念ベスト盤は全曲のデジタルリマスターBlu-rayが付属するものと睨んでおります。エイベックスさん、よろしくです。

レッツゴー6匹(井ノ原快彦プロデュース)

随所にV6の歴代シングル曲名が散りばめられた、レキシだけに、の歴史ソング。似たようなコンセプトで某北国劇団が曲を発表*1しており、泣かされながら昨年の夏を過ごした身としては、事前情報の期待値が一番高かった。なにしろ他のメンバープロデュース作品が“お前たち、真面目か!”みたいなめちゃくちゃカッコいい、最先端の、技術の塊ばかりですので、バランスを見てこうしたホッとできるおちゃらけ要素を取り込んでくれる我らが心のオアシス井ノ原さんに乾杯です。三宅健とはまた別のベクトルで人たらしなあさイチだと思います。いいぞぉイノッチ!

だいたい、冒頭の「♪はじまるよ~~~」からふざけてます。
いつかの六人旅の「♪イルカ見た~~~い」から大事に温めていた企画だったらうれしい。

曲調はポップで前向き、旅を続けるV6の1ページとして、ばっちり刻まれることうけ合いの王道応援ソングに仕上がっています。

関連するシングル名は18タイトルでいいのだろうか?
もっと多いかもしれないし、ただの考えすぎかもしれない。※追記:考えすぎでした。?印が深読みしすぎた曲名。
なお、各タイトルの発表された年代は以下のようになっており、

キセキのはじまり(2001)○
ありがとうのうた(2004)○
UTAO-UTAO?(2005)
メジルシの記憶(2003)○
愛のMelody(2001)○
IN THE WIND?(2000)
翼になれ(1998)○
自由であるために(1999)○
Change the world?(2000)
LIGHT IN YOUR HEART?(2008)
本気がいっぱい?(1997)
way of life?(2007)
Orange(2005)○
涙のアトが消える頃(2014)○
太陽のあたる場所(1999)○
野性の花(2000)○
WAになっておどろう(1997)○
Believe Your Smile?(1999)

あ~、ちょうどV6を猛烈に拗らせていた90年代末~2000年代初頭の楽曲ばかりがフィーチャーされてたのは猛烈に懐かしくて、お年玉握りしめて買いに行ってたなぁ超ノスタルジー。なんかもう、懐古厨にもめっちゃ優しい。

ありがとう井ノ原快彦。ありがとうレキシ。コスプレの怪しいおっさんだと敬遠していてすまなかった。あと「コミュニケーション・ブレイクダンス」のバンドの人って調べて初めて知った!

ていうか坂本昌行の家に大量在庫を残したことでおなじみ「メジルシの記憶」をそんな目立たせるとは、って感じだし、2010年代の引用が「涙のアトが消える頃」と、まさかの地味どころを持ってきた辺り、非常にオタク心理を刺激する絶妙なマニアックさである。また、個人的には「太陽のあたる場所」が採用されて何よりです。

MVではイノッチ撮影によるメンバーと、歴代のCDジャケットを思い出させるイラスト、ロゴも。私は歴代のMV・CDジャケットで最も好きな世界観が「キセキのはじまり」なので、開幕撃沈でした。ズルいもの~、急にあの謎宇宙服はズルいもの。

野性の花のジャケットの乱暴な感じ(まんまやんけ!)とか、風の中 翼になれという詞の乱暴な感じ(まんまやんけ!)とか、いちいち小ネタ効きすぎて、これはひとりでじゃなくてV6を語れる誰かとコマで停止しながら観たい。誰か一緒に観ましょう。これはあのときのあれのV6ロゴだ答え合わせ大会やりましょう。大丈夫、比較資料ならうちに全部用意してあるぜ。

こうなってくると、いっそ全シングルタイトルを匂わせる一発を作りたくなってきますね。つまり、こういうことです。

「V6のシングル曲名、全部繋ぎ合わせたらひとつの曲が書ける説」

今こそV6ファンの叡智を結集させるべきではなかろうか。レッツゴー6匹では1番と2番で、少なく見積もって11タイトルが使用されている。V6のシングル曲数は2017年8月現在、48タイトル。両A面シングルではリード曲のみ採用する*2と仮定し、先に挙げた11タイトルを除いて残り、37タイトル。つまり、あと3番~9番までの歌詞を考えれば、全シングルタイトルを網羅できるはずだ。長い。誰かやってみてくれ。暇ができたら自分でもやってみたい。

一通りコンテンツを観てみましたが、いやー、今回のアルバムは確かに、これまでで一番、手間暇と金がかかってる感じがしましたわ。V6が無茶したというより、明らかにエイベックスが無茶してる。改めて考えるとなにこれ怖い。全曲MV(しかもBlu-ray)って。かれこれ20年近くエイベックスのCDを発売日に買い続けている身ですが、V6もいよいよそんな扱いをしてもらえるほど手間とお金をかけてもらえるようになったのかー、みたいな感じで、V6とエイベックスの歴史をひしひしと感じています。レキシだけに。

*1:音尾琢真・作詞作曲「ぼくらのキセキ~five goes on~」あちらも名曲ですので是非。

*2:例として「over/EASY SHOW TIME」では「over」のみ採用。それにしても、びっくりするほど久しぶりに「EASY SHOW TIME」って打った。