なんてことのない話
弁当とかに輪ゴム付いてくるじゃないですか。坂本くんは、なくなんないように1回手に通すの。で、食べ終わったあとに戻すの。たまに忘れちゃって、2本のうち1本残ってたりとかね。
(仝_仝:)一日たっても付けっぱなしだったり(笑)。
(・△・)血止まるぞ!っていう。(1999.10)
— 三宅健bot (@mykken_bot) January 24, 2015
坂本さんが腕に弁当の輪ゴムをつけて、食べ終わったら戻すんだけど、たまに忘れてそのままつけっぱなしになってることがある、と剛健が観察したエピソードが、ものすんごく大好きだ。昔、演技者。というドラマで「アメリカ」を見て以来、弁当の輪ゴムって(弁当ばかり=食生活の乱れ=ちょっとした人間のダメさ、それでもしぶとく)生きてることの象徴というか、日常生活の何気無い一瞬を切り取った切なさ、みたいなものが感じられてたまらない。どうせ後で捨てられちゃう、ほとんどの人が意識しては見ないものだから。それを剛と健ちゃん(年下たち)がよく見ていて、血が止まるよなんて(なんてことない会話として)ツッコミ入れるのなんか、なんかこう、上手く説明できないんだけどそれだけでグッと来るんですよ。いつか別れるときにふと思い出すようなことがあればなお至高。いいなあ。