そのうち笑い話になるさ

得意分野は土曜の夜、日曜の朝です。

不信感が拭えない

なんというか……、アイドルグループが誰ひとり欠けずに走り続けることって、難しいものなのだなぁと思い知らされる時代になってきましたね。

例の話

渋谷さんの脱退については、語れるような立場でないものの、新たな仕事を始めたばかりの同世代としては、応援したい気持ちでおります。やりたくて始めた仕事なので、多少のことならわかるもののそんなものは全然実用的ではない知識で、現場での自分の使えなさが悲しかったし、悔しかったし、いい歳こいて新たな業界に飛び込むことの厳しさにうち震えているこの頃。いや、もう、怖いですもの、ある程度年齢を重ねてからの路線変更というやつは。それでも、その選択を貫いたというのはすごいと思うし、それを(少なくとも表面上は)許容して送り出すことができる他メンバーもまた、すごいよ。月ガイの会見文を読みましたが、ここまで苦楽を共にしたメンバーの本当の心境は、当人たち以外、誰にも推し測れぬでしょうなあ。互いに、嫌いになっての喧嘩別れではないから、なおのこと悲しいよね。こう言ったら元も子もないけれど、やっぱり、三馬鹿*1が当たり前のように見られなくなるのは寂しいなぁ、と思うし、寂しがるくらい許してくれよって感じもするわよね。

更に例の話

女子高生が呼び出しに応じなければ……という意見も聞きましたが、そんなわけあるかいな。報道された内容や会見の話が事実であるとするならば、仕事上の後輩にあたる立場の弱い女性を、遅い時間に電話で呼びつけたほうが、未成年に手を出すほうが、悪い。酒のせいにして、責任の所在をうやむやにするほうが、ただただ、格好悪い。TOKIOのCDやDVDを集めていたほどで、別段ジャニーズに嫌悪感を持たない人間からしてみても、こればかりは擁護の余地なし、であります。それから、会社としての対応があまりにもお粗末すぎて、がっかり通り越して心配になるレベル。積み上げてきたブランドイメージが音をたてて崩れ去ることの、なんと早いことか。これまでテレビを通じて楽しく見てきたものとは、なんだったのだろう。虚しさが募るばかりです。それでも城島リーダーの対応は社会人として真っ当だったと思いますし、番組収録等で定期的に5人集まるにも関わらず一切相談できないような間柄になっていたというのは意外でもあり、さもありなんという気もしています。DASHの企画が大好きなのだけれど、どうなってしまうのだろう。


ミタゾノさんと浅輪主任のまさかの邂逅(サイコメから20年以上経って、まだ、この二人がテレビ誌の表紙で共演してると、いったい誰が予想できただろう?)を喜んでいたばかりだったのに、ううむ、世の中、何が起こるかわからない。あのTOKIOですらこう*2なのだから、6人揃うレギュラー番組すらない6人組は大丈夫なのだろうか。有事の際には必ず報告、連絡、相談ができる間柄であってほしいものだ。どうしても会見しなくちゃならない出来事なら、せめて、めでたい話題であっておくれ。

年末からのいろんな出来事以降、V6はほとんど聴けていない(トニセンなら平気、戸惑いDVD超よかった、)けれど、新曲と坂本さんのミュージカルは、とても楽しみにしています。


そんなこんなで日常生活含め、すったもんだの末、昨年から仮面ライダービルドに馬鹿ハマりしています。剣にハマったときもすごかったけれど、現行作品をリアルタイムで追える楽しさったら、無類だ。考察に今後の展開予想、円盤や書籍、グッズ集めが楽しくて仕方ない。ビルドもクローズもグリスもローグもエボルも、美空ちゃんや紗羽さんも、みんな好き。それでもって、戦兎と万丈の唯一無二な相棒感が、とてつもなく尊い……!!!

*1:その昔、渋谷横山村上で休日の昼間にやっていたドラマが好きだった。トリオもの大好き。

*2:4人での会見を見ました。松岡さんの意見に同意です。どうして、事務所なりメンバーなりに相談してくれなかったのだろう。それでいて、退職願をメンバーに託すというのは、ずるい。やったことはもちろん、その後の行動も疑問点ばかりで、自分でも意外なくらい、私はこの一連の事件に、腹が立っているらしい。5/2追記

いろんな考え方の人がいていい。いてよし。

どちらかと言えばここ数日は沈んだ気持ちで、*1
(何がどうなったって切ないものは切ない、)

名も知らない人々が、いろんな風に考えて、長く短く文章を書いてくれて、それを読んで咀嚼して、共感して反感もって、自分の考えを整理して、語弊があるとよくないけれど、様々な意見を目にすることは、そこそこ楽しかったのだ。

しかし、せっかく10年ほど前から(観測範囲内では)良好で穏やかな雰囲気を保ってきたファン同士が、なんとなく喧嘩っぽく熱くなっていくのをたまに見かけてしまったことは、なにより悲しくて、苦手かもしれないな。

例えば、太陽という全く同じものを描くとして、

赤で塗る人もいれば、橙で塗る人もいれば、黄色で塗る人もいる。太陽は赤だと思う人も、橙だと思う人も、黄色だと思う人も、白とか無色とか、もっと別の色だと思う人もいる。

同じように、誰かがある行動をとったとして、

それはもう正義だと信じる人もいれば、なんという悪手なんだと憤る人もいる。どうとも思わない人も、悩んで体調を崩す人もいる。でも、それって当たり前のことだ。なぜなら、自分と相手とは、全く別の環境に暮らす、全く別の神経細胞を持った、全く別の生き物なのだから。

どうも、対象と自分とを、自分とファンの総意とを(意識的あるいは無意識的に)同一視しているファンって、少なくないのではないか。対象を否定(または肯定)されて、自分そのものが否定(肯定)されたような気持ちになっていやしないか。それってちょっと、かっちょ悪くないかな、と、私なんかは思うのです。*2

今回、ここにあるのは、愛がないと受け止めた人がいた、ただそれだけのことだ。実際それは事実なのだろうし、その根拠も示されている。第三者がその感情までもを、直接、間違っていると断定するのはおかしい気がする。もちろん、対象の本人が自分の言葉や態度で弁解するなら話は別だよ。

だから、自分は愛があると受け止めた、その事実と、そう考えるに至った根拠の提示だけでやめられたらいいのにな。無理に意見を擦り合わせる必要なんかない。相手の口を塞ぐのは、読んだ自分が不快になるからお前は黙れ、って言うのと同じなのではないか。ブログもTwitterも、規約に引っ掛からない限りは、自由な発言を約束された場所じゃないか。

っていうか、愛って。

そもそも愛ってなんなんだ?

きっとここから愛なのか?
できる何かが愛なのか?

20年経っても意味はよくわからない。
それはまあ、置いておくとして。

他人は他人で、自分と別の生き物なんだから、絶対、自分の思い通りになんかならないんだってば。

悲しい人に悲しがるなっていうのも、嬉しい人に嬉しがるなっていうのも、おかしなことだと思う。あなたがどう思おうとかまわないが、私は嬉しい。私は怒ってる。私は悲しい。私は楽しい。それでいいじゃないか。去る人にまで文句をつけるなよ。残る人にまで文句をつけるなよ。愚痴垢でもいいさ。お花畑でもいいじゃん。あなたはあなたの好きだと思うものを好きだと信じたらよい。信仰の自由だ。

誰がどんな主張をしようとも、あなた自身の思想には、あなた自身の「好き」には、全く関係のないことだよ。
(相手が無理に主張を押し付けてくるのだとしたら、それは反論したほうがいい。それはちゃんと戦おう。)

とまあ、20年近くファンの動向(新規も卒業も数多)を見届けてきた、しがないファンの端くれは思ったわけです。ええもう、個人の感想です。ほんと世の中いろんな家庭環境の人がいるから、いま現在最高に幸せな人もいる、不幸せな人もいる、それでもって、絶対わかりあえないような思想をもった人も当然、いるからね。

みんなみんな、ここにいてもいいんだ。
そう言ってやれる人間でありたいものだ。

こんなことをぼんやり書いてる時点で、私自身も、同じ穴の狢かもしれないけどな。ほんと、誰かに自分の意見を押し付けるなんて、おこがましいと思ってるからさ。かなり配慮したつもりなのだけれど、読んだ誰かの気を悪くさせたらすまないね。誰かに影響与えてやろうなんて思っちゃいないんだ。喧嘩しようなんて思っちゃいない。ただの長い長いひとりごとだ。

年末だからね、みんな絶対、疲れているんだよ。
疲れていると人は意地の悪~い生き物になるからね。

よく食べてよく寝てよく休もうよ。
変なことに気ぃ遣ったり悩んだりするためのエネルギーで、餅でも焼いて食べたらいいんだ。

*1:こんな風に冷静でいられたのも若い頃に死ぬほど泣いた夜ありきの話でして、

*2:真に評価されるべきはV6であって、V6ファンではない。自ら「V6ファンはマナーいい!(=よって我々は優れているというニュアンス)」って言えちゃう系のV6ファンが、自分はあまり得意ではない。

V6 LIVE TOUR 2017 The ONES ~静岡 エコパアリーナ 21日22日 ツアー総括~

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2ヶ月間、お疲れさまでした!!!

台風に怯えながら静岡公演、行って参りました。自分名義は21日で仲良くさせていただいている方と入り、そのまま翌日帰るつもりでいたのですが、うれしいお誘いがあり、急遽オーラスにも入らせていただくことができました。いやはや毎回思うんだけれど、先輩たちの行動力は本当に本当にすごいです。感服します。人生で一番多く入ったツアーはこれまで2008年バイブスコン・2009年カミコン・2011年セクバニコンの各3回だったのですが、いやー、いよいよ更新してしまったな。ツアーの初日に入ったのもオーラスに入ったのも初めてで、演出の変化やメンバーの親密度が増していることに気づくことができ、勉強になる良い経験となりました。

静岡公演やツアーを通して感じたこと、自分用総括など。

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井ノ原さんと戸次さん

あさイチに戸次さん登場。子NACSの子V6芸人として、待ちわびていた朝がやって来た!


や~もう、イノッチとシゲちゃんの会話をただただ見てみたい。井ノ原さんと戸次さん、どこまで面識があるのだろう。私の覚えている限りでは直接はなかったと思うけど、撮影所でニアミスはあるかもなあ、刑事役多いものね。いつかグローブ座辺りで共演してくれないかな~、ないか、でも、音尾くんとイノッチだとか、映画なら音尾くんとオカダの前例はあるから、希望は捨てないでとっておくつもりだぜ。

livvvvvve.hateblo.jp
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V6「The ONES」雑感

The ONES

The ONES


なんだかもう今年はいろいろと気合いが桁違いだったV6の新作アルバム「The ONES」そのキャッチコピーは まさかの、“無茶したな、V6。”

オススメは圧倒的に初回Aの全曲MV集ですが、学校へ行こうに思い出があるのなら初回Bもいいです。久しぶりに外ロケで対決するカミセンとトニセンが見られます。特典映像、質・量ともに文句なし。映像に興味がなければ通常盤で、大人の色気を爆発させているトニカミ曲をご堪能してみるのはいかがでしょう。


楽曲、主にMVの感想文を置いておきます。
(ツアー参加前に下書きした内容です。)

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V6 LIVE TOUR 2017 The ONES ~名古屋 ガイシホール 11日12日 覚え書き~

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行ってきました!!!

今回のツアーでは自分名義が静岡公演のみだったため、こりゃあしばらくネット断ちして(MCレポ大好きだけど演出ネタバレ回避したい派、)徳を積まねばなるまいなぁ……と思っていたのですが、本当にありがたいことに声をかけていただきまして、真夏の名古屋へ馳せ参じる流れとなりました。誰かを誘おうとしたときに、このような者を思い出していただいて、皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです……!

V6ツアーに参加するようになって10年くらい経ちましたが、初日に行かせてもらえたのは初めてだった気がします。もうむっちゃくちゃ浮き足だってしまった。初日ってあんな感じなのだな。勉強になりました。何事もなくスタートして本当によかったよー。

初対面の方と「誰ファンなんですか?」系の問いにはっきり答えられず申し訳なかったなぁ、強いて言うなら、長野くんと一緒にいるときの井ノ原さん萌えとか、森田さんと一緒にいるときの岡田さん萌えとか、健ちゃんと一緒にいるときの坂本さん萌えとか、そういうことになりますかねぇ。うちわも直感で選ぶし。今回は健ちゃんと岡田さんの買いました。この二人は極端に変わらない人と極端に変わる人なので、歴代のを並べてみると面白いんだよ。とか言いつつ坂本さんを買い足そうか悩み中。

開幕一番の森田剛の髪型(爆イケパーマ)がカッコいいにもほどがあったので、おおげさでもなんでもなくあの瞬間ガイシホールの床が悲鳴で揺れたからね。あのOP映像も円盤で残るなら最高だなぁと思いました。そんなこんなで、ここからは初日と2日目MCでだいたいこんなことがありましたレポートもどき、そのあとで、楽曲や演出に触れていきたいと思います。時系列バラバラ、自分用覚え書きです。メモも何も残していないので、両日の会話がごっちゃになっている可能性もなきにしもあらず。

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V6「レッツゴー6匹」雑感

※名古屋初日のライブに参加して背景映像を凝視したところ、どう考えても筆者の深読みしすぎだと気づいたため数値を修正しています。


V6の最新アルバム「The ONES」の感想文を書こうとしたら案の定「レッツゴー6匹」最高!!!、みたいな感想になってしまったのでいっそのこと「レッツゴー6匹」のみでひとつの記事にしてしまおうとした次第。お洒落スタイリッシュV6もカッコいいけれど、根底ではこういうのが好みだし、これが基盤にあるうえでお洒落スタイリッシュもこなせる、というのがV6の強みで魅力じゃないかと思います。そもそもカッコいい感想文を書くのが苦手(カッコいい、としか表現できない致命的な語彙力の欠如)でもあるため、今回は、おちゃらけた方向から斬り込んで参りたいと思います。他の楽曲や沖縄対決企画の話は、また別の機会に(おっさんになってもカミセンはカミセンでした本当にありがとうございました。)

中身は特にない文章ですので、お時間がない方はどうぞ次の行だけ読んで閉じてください。

2017年の坂本昌行の美声の、あんな豪華な無駄遣いを味わえるのは、たぶん、この曲だけ!!!

The ONES(Blu-ray Disc付)(初回生産限定A盤)

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