そのうち笑い話になるさ

得意分野は90年代の土曜9時ですが、23年目の話題にもできる限り迫っていく所存です。

いろんな考え方の人がいていい。いてよし。

どちらかと言えばここ数日は沈んだ気持ちで、*1
(何がどうなったって切ないものは切ない、)

名も知らない人々が、いろんな風に考えて、長く短く文章を書いてくれて、それを読んで咀嚼して、共感して反感もって、自分の考えを整理して、語弊があるとよくないけれど、様々な意見を目にすることは、そこそこ楽しかったのだ。

しかし、せっかく10年ほど前から(観測範囲内では)良好で穏やかな雰囲気を保ってきたファン同士が、なんとなく喧嘩っぽく熱くなっていくのをたまに見かけてしまったことは、なにより悲しくて、苦手かもしれないな。

例えば、太陽という全く同じものを描くとして、

赤で塗る人もいれば、橙で塗る人もいれば、黄色で塗る人もいる。太陽は赤だと思う人も、橙だと思う人も、黄色だと思う人も、白とか無色とか、もっと別の色だと思う人もいる。

同じように、誰かがある行動をとったとして、

それはもう正義だと信じる人もいれば、なんという悪手なんだと憤る人もいる。どうとも思わない人も、悩んで体調を崩す人もいる。でも、それって当たり前のことだ。なぜなら、自分と相手とは、全く別の環境に暮らす、全く別の神経細胞を持った、全く別の生き物なのだから。

どうも、対象と自分とを、自分とファンの総意とを(意識的あるいは無意識的に)同一視しているファンって、少なくないのではないか。対象を否定(または肯定)されて、自分そのものが否定(肯定)されたような気持ちになっていやしないか。それってちょっと、かっちょ悪くないかな、と、私なんかは思うのです。*2

今回、ここにあるのは、愛がないと受け止めた人がいた、ただそれだけのことだ。実際それは事実なのだろうし、その根拠も示されている。第三者がその感情までもを、直接、間違っていると断定するのはおかしい気がする。もちろん、対象の本人が自分の言葉や態度で弁解するなら話は別だよ。

だから、自分は愛があると受け止めた、その事実と、そう考えるに至った根拠の提示だけでやめられたらいいのにな。無理に意見を擦り合わせる必要なんかない。相手の口を塞ぐのは、読んだ自分が不快になるからお前は黙れ、って言うのと同じなのではないか。ブログもTwitterも、規約に引っ掛からない限りは、自由な発言を約束された場所じゃないか。

っていうか、愛って。

そもそも愛ってなんなんだ?

きっとここから愛なのか?
できる何かが愛なのか?

20年経っても意味はよくわからない。
それはまあ、置いておくとして。

他人は他人で、自分と別の生き物なんだから、絶対、自分の思い通りになんかならないんだってば。

悲しい人に悲しがるなっていうのも、嬉しい人に嬉しがるなっていうのも、おかしなことだと思う。あなたがどう思おうとかまわないが、私は嬉しい。私は怒ってる。私は悲しい。私は楽しい。それでいいじゃないか。去る人にまで文句をつけるなよ。残る人にまで文句をつけるなよ。愚痴垢でもいいさ。お花畑でもいいじゃん。あなたはあなたの好きだと思うものを好きだと信じたらよい。信仰の自由だ。

誰がどんな主張をしようとも、あなた自身の思想には、あなた自身の「好き」には、全く関係のないことだよ。
(相手が無理に主張を押し付けてくるのだとしたら、それは反論したほうがいい。それはちゃんと戦おう。)

とまあ、20年近くファンの動向(新規も卒業も数多)を見届けてきた、しがないファンの端くれは思ったわけです。ええもう、個人の感想です。ほんと世の中いろんな家庭環境の人がいるから、いま現在最高に幸せな人もいる、不幸せな人もいる、それでもって、絶対わかりあえないような思想をもった人も当然、いるからね。

みんなみんな、ここにいてもいいんだ。
そう言ってやれる人間でありたいものだ。

こんなことをぼんやり書いてる時点で、私自身も、同じ穴の狢かもしれないけどな。ほんと、誰かに自分の意見を押し付けるなんて、おこがましいと思ってるからさ。かなり配慮したつもりなのだけれど、読んだ誰かの気を悪くさせたらすまないね。誰かに影響与えてやろうなんて思っちゃいないんだ。喧嘩しようなんて思っちゃいない。ただの長い長いひとりごとだ。

年末だからね、みんな絶対、疲れているんだよ。
疲れていると人は意地の悪~い生き物になるからね。

よく食べてよく寝てよく休もうよ。
変なことに気ぃ遣ったり悩んだりするためのエネルギーで、餅でも焼いて食べたらいいんだ。

*1:こんな風に冷静でいられたのも若い頃に死ぬほど泣いた夜ありきの話でして、

*2:真に評価されるべきはV6であって、V6ファンではない。自ら「V6ファンはマナーいい!(=よって我々は優れているというニュアンス)」って言えちゃう系のV6ファンが、自分はあまり得意ではない。