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そのうち笑い話になるさ

得意分野は90年代の土曜9時ですが、22年目の話題にもできる限り迫っていく所存です。

芝浦ブラウザー 雑感

20th Century V6 レポート 演劇

昨年末のV6ファン界における「wowowの乱(勝手に命名)」を経て、舞台作品をテレビでチェックできるようになりました。これを機に、かねてより気になっていた「TEAM NACS特集」で作品を一気に観ましたところ、ま~あ好みだった。これでも元演劇サークル所属で お名前こそ存じ上げていたもののよく知らなくて、うっかりナックス沼に片足突っ込んで勉強し始めたのを機に、ああ~もっと意識して絡みを観ておけば良かった!とちょっと悔やんでいる案件がございます。それがこちら。

芝浦ブラウザー (<DVD>)

芝浦ブラウザー ()

今さら「芝浦ブラウザー」観劇当時と、DVD視聴で気づいたことをレビュー。おまけあり。長文注意。ネタバレも含みます。

もうね世間様の流行りなんか全然関係ないからこのブログ。V6の最新情報なんか一切無いから。自分用の備忘録だから。自分の中でいま流行ってるものこそが、ここの最新情報だから笑。あっ、今週のアンリミTVガイドはカッ飛ばしてましたね。あんなギャルソンが“ばーーん!”なってるだなんて、すごい世の中になったものです……!

というわけで追記から、当時の日記を改編してお送りしています。井ノ原快彦とヨーロッパ企画がタッグを組んだ前作「昭和島ウォーカー」が、最っ高に自分の好みのツボをストライク(これもいつか感想書きたいな~)だったので、期待が膨らみに膨らんで2回観に行ったことと、地震の直後でどことなく身の回りの空気がしんみりしていたのは、なんとも言えぬ思い出です。



《3rd.Apr.2011 芝浦ブラウザー

(((*´v`)
芝浦ブラウジングしてきたよ!

どうせ行くなら代々木にも顔出したかったんだけど、あんまりにもあんまりな人の多さにビビって近寄れませんでした、が、カテコで井ノ原さんが呼びかけてた通り、東京グローブ座にもマーチングJ箱が置かれていたため募金参加することができました。微々たるものだけど微々たる一歩微々ではない!と思ってる!

芝浦ブラウザーひとことで表すと、とにかく秘密基地を作りたくなる話。

もっと詳しく簡潔に言うと「芝浦の高層マンション販売員フジタ(イノッチ)とオノくん(音尾くん)が通信衛星ブラウジングシステムを駆使してたら偶然秘密基地みたいな芝浦スラム街を見つけて覗きして乗り込んで住んで交流して仲良くなっちゃった、なにか深い意味があるのかと思って観てたら全然意味なんか無かった」話、です!

昭和島に比べてやりたいことやりたい放題感が満載!笑
メッセージ性は、びっくりするほど、ないです!(断言)

昭和島で感じた熱いものをそのまま期待しちゃうと正直、肩透かしくらっちゃう感じ。ただ、立派な家なんか無くても明るく元気にたくましく生きる町内(?)のみなさんの様子は、図らずも時事ネタにもつながるものを感じてしまったのですが、いかがだったでしょうか。少し空席が目立ったのは、災害の仕業だろうなあ。

秘密基地をもちゃっと寄せ集めたような舞台セットも、ごちゃごちゃしててかわいかったな~、この棚に、あれを並べたいとか、収納作っちゃうとか、その気持ちすごくよくわかるときめく!笑

最初はスーツでパリッとしてた井ノ原さんでしたが、わたしはもう改めて井ノ原快彦というひとを尊敬してしまったんですが、

  • 白い紙が落ちてきちゃった石田さんのハプニングに対して咄嗟の切り返し(「どっちかって言うと“ざまあみろ”って感じだよね!」)
  • 窓枠?がなかなかハマらない西村さんに対して手伝いに行く紳士ぶりとフォロー(「下からハメて上をハメればいいんじゃない?」→やってみるとぴったりハマる→おおーっ!と色めき立つ会場から拍手&歓声→観客だって参加しちゃえるのが舞台の魅力!)

さすがの機転!、なんて頼りになるんだ……!と、うっとりしていたわけなんですが、最後の最後の場面で、

  • イノ「設計じゅできてんの!」

まさかその後すぐにエンドロールになるとは思わなかった、激しい不意打ちだった!笑

(ところでわたしの居たひとつ後ろの斜め横の端席に、どう見ても演出の上田さんぽい方が座ってらっしゃったんだが、観てたのかしら。さすがにガン見できなかったので定かではないんだけど上演中ずっと上田さんカッコ仮の反応が気になってしょーがなかった)

昭和島の工場の底力見せてやろーぜ!→芝浦のスラムの底力見せてやろーぜ!を期待してたので、あっさり撤収しちゃうドライな感じが物足りなかったかなーっと。受験生永野くんの六法全書がもっと絡んでくんのかと思ってた。役人さんの板挟みとか管理人さんへの恋心は絶対絡んでくるはずと信じて疑わなかった(※昭和島再来)ので、あんまり話に深く絡んでこなかったのがもったいないな、と(役人さんが管理人さんの中華を食べたがってたのは恋心じゃなくてただ食欲のみだったんだろうか、まあ最終的に残念な筑前煮食わされてたが笑)そのあたりの要素はすべてオノくんが引き受けてましたね。ていうかオノくんとフジタの関係性が自分の中で謎なんだが、真面目な後輩とデタラメな先輩的な解釈でOK?笑

バイバーさんがひたすらおいしかったわー、しゃべりたい生姜焼き食いたい筑前煮は残念。受験生の狭い部屋に溜まってくレコードがすごくよかった。DJさんもギャルもかわいい。いつの間にか副管理人の座についたオノくんも、立ち退き迫る立場なのにやたら協力的な役人さんも、いわゆる純粋な敵役ではないじゃないですか。じゃないのに、おもしろく作れるところが素敵だと思うし好きなところ。欲を言えばハナちゃんやゲンさんみたいな意外性も見たかったなーっと、フーコちゃんがおっさんのムスメは意外っちゃ意外だったけどラストなんかもう親子以外の何者にも見えなかった。意外といえば作業員の部屋、この空間にも住んでるんだろうなーって予想はついたものの、玄関が200メートル向こうにあるのはやられた、地味におかしかった!

とにかくみんな楽しそうにやってたし、小ネタの散りばめ方に関してはもうハンパじゃなかったですね。脱帽。

ハイテクと見せかけたローテク、デジタルと見せかけためちゃめちゃアナログ、板外したりカーテン引いたりしていた、あの演出はすごーくおもしろかったなー。ハイテクっぽく見せといてアナログで温かみのある構成を作るのがうまいです上田さん。

  • 「いい物件だったでしょ?」


ラストは心底楽しそうなフジタの、このセリフ。
誰かの秘密基地の中身を覗いちゃうのって、無茶苦茶楽しいな!!!


以上、支離滅裂でしたー。

で、たぶんわたし来週末も芝浦ブラウジングしてくる。どんだけ好きなんだ。笑



《9th.Apr.2011 芝浦ブラウザー2》

芝浦ブラウザーもっかい行ってきました(カメラ目線)

ありがとうございました。もうまさに文字通り、土曜の夜はしゃいだ街を抜け出してきたわけですが、わたしの芝浦週間はこれにておしまい。元気もらって、新年度がんばります。うっす!

RBS(リアルタイムブラウジングシステム)通信衛星を利用した、我が社が誇る内偵ソフト。唯一の常識人だったはずのオノくんがどんどんはっちゃけてってた「見逃してくださいよ~ぅん」あんたそんなキャラじゃなかっただろう笑。オノくんの管理人さん好き具合が増している、どんどん崩してきている。楽しそう。若干噛んだのも揉み消しちゃう勢い。フジタにも思いきり「気持ち悪いんだけど」言われる始末。コクる前にふられたー!な苦学生はあいかわらずかわいそうなのが似合いました。永野くんいいわー。

いやいやいやいや、まあまあまあまあ、が口癖?な管理人さんの焼く生姜焼きと粕汁の香り。生姜焼きと粕汁ってのは男心をくすぐりますね。のくだり。夕餉の香に包まれる東京グローブ座。食事シーンはいつも楽しそうでおいしそうですごくうらやましいです。

料理は毎回ちゃんと作ってるんですね~、サバイバーさんはアレだけど。ああっ、前回より粕汁の量が増している。今回は下手側、サバイバーさんの近くにいたため、芝魚を2匹とハーブ的なものをぶち込んだ浜鍋(またの名を記憶鍋、ちなみに今日のサバイバーさんは地面に落とした葉っぱもぶち込んでいた)のなんとなく生臭い匂いが立ち込めてきた、参った!笑

前髪を立てたイノッチ、かわゆい。ていうか今回フジタじゃなくてただの無邪気な井ノ原で体育座りとかストレッチとかしててひたすらかわゆい。オノくんと駆け落ちネタはニヤリでした、とばっちりなオノくんもかわゆい。昭和島のコテツはまだ、コテツ!って感じだったんだけど今回は役作りもなにもないだろう!って感じなのだもの~(´▽`)

ひらひらと高所作業員から舞い落ちるティッシュの儚さ。恒例のフジタによるハイパーノマドリエーター(ノマド遊牧民、って意味なんですけどね)さんいじりでしたが、もうはっきり「ムカつく」って言っちゃってた笑、仲良いな~。

ずっと気になってたんだけどあのオフィスのモニター、DJさんが遠慮しながら生姜焼きに手を出したときにフジタが「ほらタマネギしか取れてないもん」的なことを言ってたことから考えると、あのモニターには実際に舞台上が、リアルタイムで映されていたのだろうか?じゃなかったらすげーけど!

おっさんがテンション上がりきって上がりきりすぎてもはやどこ喋ってるかわからなくなって話のオチで「……女神様だよ」しぼんでったのが印象的。

「おまえなんか筑前煮だー!」「ボク筑前煮のポジションがよくわからないんですけど」筑前煮もらったあとの役人さんの置いてけぼり感……こんなんばっかだな苦笑。ノマドさんの筑前煮の断り方がまた神がかってた!

実は部屋で地味に晩酌をしてるらしかったサバイバーさんの「(筑前煮は)残念賞」が一番ウケてた気がする、肉お裾分けされて食べてるときのうっれしそな表情が素晴らしくおもしろい!

♪ろっく~ろくろく、ろっくろく~安い~ものにはわけがある~わけは~あるけど品は良し~、ショップ66ミックスが耳についちゃった感じ。なぜ66円なのか1円めんどくさと思いつつ、でも♪口に~入ればみな同じ~、な基本理念はすごく共感してしまう!笑

しかしおっさんの話と管理人さん改め女神様の話を総合すると、芝浦スラムの歴史は5年住んで、6年目……なのにあの引き際のドライな感じ、永野くんじゃなくても切なくなるなあ(考えてみればフジタは1日しか住んでないのにガスを引き水道を引きケーブルを引き防音壁の見積を出した副管理人オノくん、時系列がちょっと変だ)役所のひともすげーかわいそうないいひと。ただ、すぐに次のこと考えてく切り替えの早さポジティブさは大事だな。後ろばっか見てちゃダメだってことだぜ。

本来自分で家建てるべきなんだよ、人間どこ住んだっていいし、もっと、土地も水も自由に使っていいんだ。サバイバーさんに問題出されて思いがけずフジタが出した正解が、物語の芯だったんだね。あそこはもう少し大事にしてくれても良かったかも。他人に迷惑かけない限り、自由、は正解だ。

今回は特に目立ったアクシデントもなく終わりそう~と思ってたらまた最後の最後で、

  • イノ「引っ越すぅ……ごめん、引っ越し先決まってんの?」

もはや“噛んで、謝罪しちゃう”というパターン、ああもういじらしい人柄!笑

拍手の起こるタイミングが公演ごとに微妙に違ってておもしろかった、です(ノω`)


《8th.May.2011 ポジティブシンキング》

(おまけ。当時のネクジェネの感想です)

芝浦がまだ終わっていない大阪公演。月いち(当社比)で出してくれてありがとうございますってかほんとうに好きなんだな!なトニセンによるカミセン語りですが、芝浦にひろしともっさんが来てくれてありがとう!な話からの、

(´З`)<あのね、カミング!のセンチュリー!のひとたちがね、あのー、顔が見れなかったんですよ
ひろし<どなたも……いらっしゃらなかったですか
(´З`)<いらっしゃらなかったんですよ、探したんですけどね、もしかしたら来てるのかなーとか、恥ずかしくて来れないのかなーなんて思ったんですけど
ひろし<井ノ原さん!
(´З`)<はい
ひろし<大阪があります(以下坂長は笑いながら、)
(´З`)<でも昨日リアルに、

(回想タイム)
ごーけん「ちょ、舞台いつまでよ?」
(´З`)「あの、終わったんだけど……」
ごーけん「え!マジで!うわー!」
(´З`)「大阪あるよ!」
ごーけん「(よ!を言うか言わないかぐらいのタイミングで)大阪かよー!!!」

ひろし<それ僕、第三者で見てました
もっさん<見てましたね、僕も
(´З`)<観てほしかったんですけどね、ま、自分から観に来いとは言う感じではないし、観に来なきゃいけないというわけでもないですから
ひろし<また井ノ原くんも、あ終わっちゃったんだっていうゴウくんの反応に対してたぶん自分の中でいろいろ「来れない理由」を作ってたみたいで、ああまあ花粉症だからかなあって。笑
(´З`)<逆にうれしかったのは、忘れてたと。まだやってると思ってたというところがうれしかったんですけど、そうじゃなくてなんか理由があって、来たくないのかなと思うよりはいいじゃないですか(ポジティブ!)

(´З`)<なんだろうねあの空気。俺も気ぃ遣って、カミセンも気ぃ遣って、今回ちょっと短かったかな~なんつって
もっさん<(短かったからな~って)俺も言っちゃったもんそれ
(´З`)<メンバーみんな気ぃ遣っちゃって

(なんかもう、あなたたちは15年もいっしょにいんのに、まだまだ気ぃ遣っ……、いやいや、仲良しクラブはごめんだぜ!だったあの森田が!含めてね、互いが互いに互いを思いやってあげてるってのがね、なんかもうすげえかわいいというか、いじらしいな~!って、思った。カミセンや他グループに対し、トニセンがなぜか常に抱いている奥ゆかしさ(またの名を劣等感、自虐ネタ)きらいじゃないわ!)

(´З`)<DVD出たらね、カミングセンチュリーの皆さんに差し上げたい!

メッセージ性皆無の読みは正解。ヨーロッパ企画は最後ちょっとおセンチになるよね!というもっさんの評価が絶妙。DVD化が決まってるみたいっすね、井ノ原さんによる部屋解説見たさで欲しくなっちゃうんだろうなあ自分(どんだけ好きなのか!)*1


《DVD感想》

東京公演以来、久しぶりに観ました。ううん懐かしい。リラックスしまくってるというかいい意味で緩すぎる楽屋が微笑ましいです。役柄も、もはや、フジタじゃなくてただの井ノ原快彦だからね。オノくんもほとんど素の音尾さんとお見受けします。芦名さんもラブリー。

本編は、映像で見るとオノくんが本気を出す後半戦までの説明パートが、やや冗長だったかな。あとオリジナル版*2と違ってあっさり退去したのがどうも違うな、と今でも思う。舞台上でガチで夕食を作って食べる劇というのはしょうが焼きの香りとか記憶鍋の生臭さとかが味わえなくて、魅力半減なのがもったいないっすね。モーター隠す唐揚げ粉。肉の熱を重視する芦名さんブラボー。

うーん、セットが凝ってるというか、セットありきの舞台だよなあ!笑

酒井くんが役者兼任で転換手伝ってました。彼は今回も舞台美術に携わっていたのか(いつの間にか「俺たち賞金稼ぎ団」の脚本なんかもやられていてびっくりしたんだけど)そんな多才な酒井くん主体の楽屋探訪。井ノ原快彦はほんと小劇団に居そう。酒井くんと音尾くんの絡みが自分の中で新しい。酒井くんを救う音尾くんのバラエティー慣れっぷりときたら。

イノッチと音尾くんのツーショットが堪能できる不動産屋の舞台裏。こんな形式の芝居もう二度とやらないんだろうな~ってちょっと切なくなっちゃうんだろうね。みたいな話が確かに切ない。愛されてない不動産屋のブース、モニターには本当に映ってたんだ~。無駄にハイテクとはまさに。いや、映ってないと思っていて当時、よくタイミング合うな、と思ってた。

目が細いことをネタにされ続けている男と、目が離れていることをネタにされ続けている男との、まさに夢の共演だったのだなあ。またいつかストレートプレイで共演してくれないかな。他のメンバーとの共演や絡みも見てみたいです、是非に、是非に……っ!!!

*1:とか言いながらつい最近まで保留していたわけですよ笑。ついでの特典見たさに「悪童」予約したよ!

*2:ヨーロッパ企画「Windows5000」DVDも観劇当時に購入視聴を済ませています。サイバーさんの部屋に住みたかった。個人的にはこちらのオチのほうが好みではあります。