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そのうち笑い話になるさ

得意分野は90年代の土曜9時ですが、22年目の話題にもできる限り迫っていく所存です。

岡田の反抗期、という苦い記憶

V6 考えたこと 解散

仮に、主演するすべての作品に精通していなければV6ファンと名乗れないならば、自分は一生、V6ファンにはなれそうもない。

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いつかHLHとHUDの考察やらなくちゃ、と思っていたら10年が経っていた。

V6の6人セット、またはカミセン3人セット、あるいは二人のコンビセットが好きで好きで仕方がない自分にとってしてみれば、オカダがグループの外ばかり見ていたあの時代は「反抗期」だなんて生ぬるいものではなかった。軽く言っても「生き地獄」だ。

脆弱な地盤、いつ崩壊するかわからない恐怖、
これまで絶対仲良しだと信仰していたものが、
虚構かもしれない、それが現実、だ、なんて!

ネット上だから悪いウワサばかりが目に入るのだと、気を紛らわせに街へ出れば「岡田以外いらなくね?」とか「なんで脱退しないんだろう?」とかリアルな世論*1が耳に入ってくる。実に始末が悪い。一時期、彼への不満と嫉妬と愛情とをこじらせた私は、某作品のイントロが耳に入るだけで猛烈な吐き気に襲われていた。今回のコンサートの某曲も、当時の自分なら救護室行きだったろう。それが今やペンライト振って応援できているのだから時の流れって本当に優しい。今考えると、なんて多感な、と同時に、よっぽど暇だったんだな、とも思う。

6人そろって、が世間からほとんど認知されずにいたあの時代を、私は妄想*2で食い繋ぐしかなかった。日記にしても、気持ちの整理がつかなかったので、不安を暴言に変えては、批評と称した粗探しばかりしていた。ごめんなさい。当然、当時のオカダファンから叩かれたし、なんなら今でもうっすら(オカダファンマジ怖い……)と思っている。もちろん素晴らしい方だって大勢いることは知っている。お世話になるのはオカダファンが多い。ついでに言うなら、見ていて楽しいのは健ちゃんファンとひろしファンだ。アイドルの見方を心得ていらっしゃる、と感じる場面が多いから。

元より「未熟なもの」や「マイナーなもの」が好きな自分だ。
完成されたもの、流行りのものには、あまり興味が持てない。

あえて言う必要もないだろうとずっと黙っていたが、自分は、役者として大成した彼には、もうすっかり興味を失くしてしまっている。あの時代をああいう風に過ごして、いろんな考察をやり尽くしてしまった以上、この先、彼の芝居を見て心から気持ち良く拍手なんか、どうしたって送れないんじゃないかな、と思う。

もちろんオカダがとんでもない苦労人で悩んだのだって死ぬほど努力したのだってずっと見てきてよぉうううくわかっているつもりだけど、自分の中の何かが、まだ、引っかかる。だからあの時代全てを許容した坂本長野井ノ原森田三宅、お兄ちゃんたちがあまりにもお兄ちゃんすぎて、頭が上がらない。*3

世界シリーズと警護課を最後に、私は一切の作品を見ていない。*4*5
意図的に避けている、と言ってもいい。


それでもやっぱり好きなのだ。大好きなのだ、岡田准一


複雑でしょ。嫌なの。嫌なんだけど大好きなの。自分でも言っててよくわからない。うーん、なんというか、マイナーなものの良さは自分だけがわかっていればいいことだ、みたいな謎の独占欲があって、それが全然満たされない悔しさみたいなものも入っているのかな。微妙に。あと、なんかいちいちエピソードがかっこよすぎて悔しい笑。だから反抗期より前の古い作品は、今でも悶え死ぬほど大好きですよ。

livvvvvve.hateblo.jp

この感情の正体が何であれ、見たくないものには目を伏せる、すべてを知りたいとは思わない「好き」があったっていいじゃないか。どうだろう。

ホラー苦手で、とかスプラッタ苦手で、と同様に、俳優部門苦手で、なのだ。

そもそも私たちが見聞きできるアイドル像なんてのは、限りがあるんだ。
ゴシップ記事の向こう側や、私生活の裏の裏の裏までなんて知りたくない。*6

私たちは「知らない」を選ぶ自由を与えられている。

(そんでもって、10周年直後の、いろいろあって一度ケンカした話は、できれば6人だけの秘密として、誰にも語らずに墓場まで運んでほしい。それがロマン!)

WOWOW放映~FNSのWFY最高だったね、って話をしたかったのにこれですよ。我ながら、いつにも増して気味の悪い文章ですけれども、もう抱えておく必要もなさそうなのでこっそり残しておくぜ。それでは年末、チャリティーラジオと、紅白で!

*1:こういう会話してる赤の他人のお姉さんとの遭遇率といったら、半端無かった。ついてない。

*2:これまでに書いた彼らにまつわる文章は、この頃 執筆したものが圧倒的に多い。

*3:特に「アイドルとして誇りを持て」って言った三宅さんと、「ここにいるときくらい笑っていてほしい」って言った森田さん。あああカミセン、あああああ……!

*4:そんなわけで、現在でも自分の中での最高傑作は「反乱のボヤージュ」である。古い。好きすぎて台本を宝物にしている。

*5:それ以降の作品からファンになった方にはホント申し訳ない。騙しているみたいで、罪悪感があったんだ。でも自分も10年後くらいにあっさり見て、号泣してるかもわからない。録画だけはばっちりなんだ!

*6:中には そこまで全部掌握しないと気が済まない人もいるだろうけれど、それを否定するつもりも全くない。