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そのうち笑い話になるさ

得意分野は90年代の土曜9時ですが、22年目の話題にもできる限り迫っていく所存です。

新・俺たちの旅 Ver.1999 第五話

V6 土曜9時 Coming Century

*第5話*




出オチならぬ、出納豆。納豆から始まるドラマを、私はこれ以外に知らない。

納豆から始まるわりには心の痛む第5話です。ナイター中継のため30分繰り下げでした(広島4‐巨人8)(この頃の私は巨人がだいきらいだった、敵だと思ってた)

うれしそーに納豆ねりねりしてくるカースケと、納豆食えなくて匂いだけで吐きそうな関西人グズ六(白目)。ほんとに関西の方って納豆ダメなんでしょーか?(健ちゃんのおかげで納豆食えるよになってよかったねー、おかだ!)「いつかほんまもんの牛肉食わせたるからな!」食わせるのか。いつもみたく言い争ってる二人の横でワカメが納豆に大量のケチャップ投入してんだけど突っ込まなくていいの?(笑)、そして目玉焼きすらろくに作れないことが判明したオメダ、落ち込む姿がちょーかわゆいんだが!

不良といえば山崎裕太くんの話。すげぇ嫌味な医大生役でダイナつるの剛士が出てきます。ゴミ集積場で必死こいて働くオメダとテツオ(裕太くん)の横で、うひゃひゃひゃ笑いながら漫画読んでサボってるカースケが非常にカースケっぽくてよろしい。グズ六の航空券をどうしても売らせてあげたいカースケ。ちゃらんぽらんにしか見えないカースケなんだけど「着れる服捨てちまうバカもいんのにな~」なんて、根っコはしっかりしてる。テツオん家のコンビニで廃棄の弁当持って帰ろうとするカースケにオメダが「厚かまし~い……」って呆れるのがかわゆい。

荷物をレジに運ぶオメダの好青年ぶりがハンパない件の健。てかなんでいつもあんなに黒目がちな瞳をうるうるさせてんだオメダってば……!!!

グズ六さんを巡ってノリコさんVSミキちゃんVSナミちゃんの修羅場。無駄にモテると苦労が多い(笑)←これも最終的にカースケVSグズ六へ発展←止めに入るオメダとワカメ←吹っ飛ばされるワカメ。安定の大乱闘。煙草吸いつつ避難していたおっちゃんがひと言「世紀末だな……」ビバ99年!!!

カースケとグズ六さんのいざこざがひたすらかわいくてもーう。航空券が全部売れないとクビになっちゃう……とぼやくグズ六さん(なんか声がエロい)が札束を見つけてビョ~ンと弾かれたよに三人引っ付いて叫んじゃうシーンは最高にいいっすね!、グズ六さんチカラ入りすぎおでこシワ寄せすぎ!、つーか三人とも医大生にその金返す前提で話を進めてくのが偉い、なんでネコババしないんだよー!?、真面目か!←問題発言

ワカメ→ナミちゃんの恋心応援してたなあ。ナミちゃん気ぃ強そうで生意気そうでホントかわいかった……!

金を返すことで恩を売って、航空券を医大生(まだ芝居が微妙なつるの剛士)に買ってもらおうとする三人なんだけど、22万円が足りないとつるのに言われる。ネコババしたんじゃねーかと疑われてキレるカースケを必死に抑えて「殴るんだったら俺殴れやっ!」って言うグズ六。プライドもなにもかなぐり捨ててカースケ止めて医大生に頭下げて「こいつらがやってないのは確かなんです」と、金を探し出す約束をします。

(゚ー゚)「おまえら、俺のこと軽蔑してるやろ。なんでそこまで卑屈にならなあかんって思ってるやろ。笑えや! どーしてもあの航空券売りたいねん! 俺のこと情けないって笑えや!」

うわぁぁぁ、つらいなー。オメダもカースケも「笑ったりできるはずねーだろ」なのです。グズ六さんが本気なの知ってんだもん。さながらマイフレンドと言われたときの和哉(PU-PU-PU-1話)みたいな表情。長く伸びた“あの道”をバラバラに歩いてく三人の遠景がたまらない。

ヨーコさんを大好きなのに、ヨーコさんがカースケ好きなのを知ってるから、ケンカした二人の仲を取り持とうとするオメダ。原作はヨーコさんへの手紙は気づいててわざと言ったって話になってたけど、もりたカースケはそこまで察してなさそうな。そうなのかも、なオメダってば……どうにもいいやつすぎるよね。いつもいつも損な役回りを引き受けちゃうのがほんとにかわいそうっていうか、あんなに優しいやつが、幸せになれないってのはなんかイヤだなぁ。アップになったときの切ない表情がホントいい。上手かった。この役に関しては、本当に芝居が上手だったのでどうか見てやってほしい。三人の中ではオメダが断然ハマり役だと思うのです。

カースケに怒るオメダ→直後仲良くバイト先。なんだこいつら最高か(笑)。そして金を持ち逃げしたのがテツオだったって気づくオメダの恐るべき注意力&推理力。あんたダテに金狼じゃなかったわね!って感じです(笑)。カースケ切れすぎ沸点低すぎ。テツオも、どーして全額持ってかなかったんだ……なんで実家のコンビニに必要なぶんしか持ってかなかったんだ。真面目か!←いや持ち逃げした時点で真面目じゃないんだけど、でもさ!

難しい問題です。持ち逃げしたことは確かに罪かもしれないんだけど、元々はつるのの不注意でなくした金だぜ?、しかもあいつすぐに親に同額送ってもらってんだぜ?、真面目に汗水流して働いてるテツオが(それも遠慮がちに)持ってったってしかたないじゃないか、となるのは人の心理。

この金はあの大学生のだ、って言いきってひとりで返しに行って、でも、いざとなったらつるのの傲慢な態度に「金は自分で使った」と嘘をつくカースケ……いやなんでそんな嘘ついたのか、そのあとカースケがどうするつもりだったのかは、私にはわからなかったけど。駆け付けたグズ六さんが「そいつがそんなことするわけないねんっ!」ってどこまでもカースケ信じてるのが素晴らしい。仲間たちと一緒にカースケをぼこぼこにしたうえで、航空券売りたければ土下座しろっつうつるのに向けて(゚ー゚###)「……いらんわこんなもーんっ!!!」ってぶちギレて航空券捻り潰してカースケの下駄でつるのに殴りかかるグズ六さん+ちゃっかり参戦するオメダ。よくやった、惚れるわー!!!やりすぎやりすぎっ!ってちょっとかわいいつるのもツボ!(笑)

(↑は金を返そうとした大学生らのあまりのクズっぷりに切れたカースケが、このまま返すくらいなら自分が取ったふりしてでもテツオに戻すべきだと考えた、というのが妥当だろうか。うーむ芯がぶれちゃってる?、まあ若者だからね。後でオメダが補足してたけど、あの場面だけでカースケの思考読み取るのは難易度高いぜ)

結局航空券は売れなかったけど(゚ー゚)「なんかあったんやろ?……ええねん。もーええねんっ♪」って清々しく言うのが、くぁー!!!そんなグズ六さん、さっきの乱闘でぶかぶかシャツの背中が破れちゃって、

(゚ー゚)「笑うなやー」
(仝_仝:)「……笑ってねぇよ。笑わないって言ったろ?」カースケの真顔が映える。

テツオに謝ろうと走り出したカースケを、二人が追いかけます。すまない。俺は、盗もうが何しようがおふくろさん助けようとしたお前の気持ち踏みにじった。謝罪するカースケに「今さらおせーんだよ!」と言葉をぶつけるテツオに、オメダが「そんなふうに言うなよ。カースケはな、金返しに行ったけど、あいつらに金なんかないって、自分が使ったって嘘ついたんだぞ。こんなに殴られても、それでもテツオのために金持ってこようとしたんだぞ!……なのにそんな言い方すんなよ」と弁護。グズ六も「俺のせいやねん。許してやってくれへんかな」と申し出ます。

(仝_仝:)「なんでだよ……なんで金ねえやつばっか傷つかなくちゃなんねえんだよ。苦しまなきゃなんねんだよ。あいつらに金余ってんのによ。ほんとに金要んのは、グズ六や、テツオや、あの店なのに、なんであいつらに金余ってんだよ!」

カースケが言う台詞が同じ貧乏として胸に染みます。やりきれねーよな。それが社会なんだよな。自分じゃなくて他の誰かのために本気で憤るカースケは、偉いよ。結局、テツオの気持ちが母親と兄貴にちゃんと伝わったのがせめてもの救い。ラストでちょっとだけ笑顔?を見せるテツオがよかったです。でもって、ほんとにワルそうでした(笑)。次クールでいのっち@章吉の舎弟になったときはもっとラブリーだったけどな裕太くん!、舎弟の時はもっともっと若々しく見えたのはなぜなんだ裕太くん!

エンドロールでは部長のB作さんに誠心誠意 謝ったらクビにならなかったグズ六さん。うぇぇえ許しちゃうんだ!?(笑)、谷部長、厳しいけど悪いひとじゃないんだよねー!^_^


“男の胸には優しさがある それでじゅうぶんじゃないか”


天の声「いかがでしたか。次週は、オメダの友人が酔って事故を起こしてしまう。優しいオメダは友人をかばい、自分がやったと警察に嘘をついてしまうのだが……どうなることやら?」


2011追記※目玉焼き作れないオメダのくだりが原作の移植と気づいて驚愕した覚えがあります。旧オメダもかわいい。原作8話にテツオ登場のうえ、カースケたちのバイトからグズ六の台詞までほとんどそのまま進行したようだ。テツオの家はコンビニ経営では無かったが(おそらく原作でのテツオ母の設定は新作でカセキ母の設定に移植されている)カースケはお金を自分が使ったことにして、テツオの母に渡そうと考えていた。のだ、けど、だってオメダに「グズ六に金あったって言ってやれ」と言った直後のカースケの逆ギレ、とてもじゃないが新カースケにそこまでの心境は読み取れないッす。また、新グズ六の必至さの押しが弱いのが無念。