いろんな考え方の人がいていい。いてよし。
どちらかと言えばここ数日は沈んだ気持ちで、*1
(何がどうなったって切ないものは切ない、)
名も知らない人々が、いろんな風に考えて、長く短く文章を書いてくれて、それを読んで咀嚼して、共感して反感もって、自分の考えを整理して、語弊があるとよくないけれど、様々な意見を目にすることは、そこそこ楽しかったのだ。
しかし、せっかく10年ほど前から(観測範囲内では)良好で穏やかな雰囲気を保ってきたファン同士が、なんとなく喧嘩っぽく熱くなっていくのをたまに見かけてしまったことは、なにより悲しくて、苦手かもしれないな。
例えば、太陽という全く同じものを描くとして、
赤で塗る人もいれば、橙で塗る人もいれば、黄色で塗る人もいる。太陽は赤だと思う人も、橙だと思う人も、黄色だと思う人も、白とか無色とか、もっと別の色だと思う人もいる。
同じように、誰かがある行動をとったとして、
それはもう正義だと信じる人もいれば、なんという悪手なんだと憤る人もいる。どうとも思わない人も、悩んで体調を崩す人もいる。でも、それって当たり前のことだ。なぜなら、自分と相手とは、全く別の環境に暮らす、全く別の神経細胞を持った、全く別の生き物なのだから。
どうも、対象と自分とを、自分とファンの総意とを(意識的あるいは無意識的に)同一視しているファンって、少なくないのではないか。対象を否定(または肯定)されて、自分そのものが否定(肯定)されたような気持ちになっていやしないか。それってちょっと、かっちょ悪くないかな、と、私なんかは思うのです。*2
今回、ここにあるのは、愛がないと受け止めた人がいた、ただそれだけのことだ。実際それは事実なのだろうし、その根拠も示されている。第三者がその感情までもを、直接、間違っていると断定するのはおかしい気がする。もちろん、対象の本人が自分の言葉や態度で弁解するなら話は別だよ。
だから、自分は愛があると受け止めた、その事実と、そう考えるに至った根拠の提示だけでやめられたらいいのにな。無理に意見を擦り合わせる必要なんかない。相手の口を塞ぐのは、読んだ自分が不快になるからお前は黙れ、って言うのと同じなのではないか。ブログもTwitterも、規約に引っ掛からない限りは、自由な発言を約束された場所じゃないか。
っていうか、愛って。
そもそも愛ってなんなんだ?
きっとここから愛なのか?
できる何かが愛なのか?
20年経っても意味はよくわからない。
それはまあ、置いておくとして。
他人は他人で、自分と別の生き物なんだから、絶対、自分の思い通りになんかならないんだってば。
悲しい人に悲しがるなっていうのも、嬉しい人に嬉しがるなっていうのも、おかしなことだと思う。あなたがどう思おうとかまわないが、私は嬉しい。私は怒ってる。私は悲しい。私は楽しい。それでいいじゃないか。去る人にまで文句をつけるなよ。残る人にまで文句をつけるなよ。愚痴垢でもいいさ。お花畑でもいいじゃん。あなたはあなたの好きだと思うものを好きだと信じたらよい。信仰の自由だ。
誰がどんな主張をしようとも、あなた自身の思想には、あなた自身の「好き」には、全く関係のないことだよ。
(相手が無理に主張を押し付けてくるのだとしたら、それは反論したほうがいい。それはちゃんと戦おう。)
とまあ、20年近くファンの動向(新規も卒業も数多)を見届けてきた、しがないファンの端くれは思ったわけです。ええもう、個人の感想です。ほんと世の中いろんな家庭環境の人がいるから、いま現在最高に幸せな人もいる、不幸せな人もいる、それでもって、絶対わかりあえないような思想をもった人も当然、いるからね。
みんなみんな、ここにいてもいいんだ。
そう言ってやれる人間でありたいものだ。
こんなことをぼんやり書いてる時点で、私自身も、同じ穴の狢かもしれないけどな。ほんと、誰かに自分の意見を押し付けるなんて、おこがましいと思ってるからさ。かなり配慮したつもりなのだけれど、読んだ誰かの気を悪くさせたらすまないね。誰かに影響与えてやろうなんて思っちゃいないんだ。喧嘩しようなんて思っちゃいない。ただの長い長いひとりごとだ。
年末だからね、みんな絶対、疲れているんだよ。
疲れていると人は意地の悪~い生き物になるからね。
よく食べてよく寝てよく休もうよ。
変なことに気ぃ遣ったり悩んだりするためのエネルギーで、餅でも焼いて食べたらいいんだ。
V6 LIVE TOUR 2017 The ONES ~静岡 エコパアリーナ 21日22日 ツアー総括~
2ヶ月間、お疲れさまでした!!!
台風に怯えながら静岡公演、行って参りました。自分名義は21日で仲良くさせていただいている方と入り、そのまま翌日帰るつもりでいたのですが、うれしいお誘いがあり、急遽オーラスにも入らせていただくことができました。いやはや毎回思うんだけれど、先輩たちの行動力は本当に本当にすごいです。感服します。人生で一番多く入ったツアーはこれまで2008年バイブスコン・2009年カミコン・2011年セクバニコンの各3回だったのですが、いやー、いよいよ更新してしまったな。ツアーの初日に入ったのもオーラスに入ったのも初めてで、演出の変化やメンバーの親密度が増していることに気づくことができ、勉強になる良い経験となりました。
静岡公演やツアーを通して感じたこと、自分用総括など。
続きを読む井ノ原さんと戸次さん
あさイチに戸次さん登場。子NACSの子V6芸人として、待ちわびていた朝がやって来た!
うわあやべぇぞシゲちゃんとイノッチが交互に映る。向こうのケツ担当とこちらのケツ担当の共演に武者震いが止まらない。コメントできるか心配されてるシゲ最高だし全国区でミスター残念だし遅刻しなくてよかったしイノッチから「シゲちゃん」って呼ばれてるの斬新だし、そんな今朝のあさイチでした。
— じきどう (@jikido_t) 2017年9月6日
朝っぱらからイノッチと戸次さんでツッコミしあってるの愉快でした……大泉洋を介しての、友達の友達感が滲み出してて若干、こう、なんかこそばゆい感じが絶妙。あー舞台で共演しないかな。いつかハナタレに井ノ原さん呼んであげてください偉い人。きっとイノッチ、めっちゃ喜んでくれると思うの。
— じきどう (@jikido_t) 2017年9月6日
や~もう、イノッチとシゲちゃんの会話をただただ見てみたい。井ノ原さんと戸次さん、どこまで面識があるのだろう。私の覚えている限りでは直接はなかったと思うけど、撮影所でニアミスはあるかもなあ、刑事役多いものね。いつかグローブ座辺りで共演してくれないかな~、ないか、でも、音尾くんとイノッチだとか、映画なら音尾くんとオカダの前例はあるから、希望は捨てないでとっておくつもりだぜ。
V6「The ONES」雑感
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なんだかもう今年はいろいろと気合いが桁違いだったV6の新作アルバム「The ONES」そのキャッチコピーは まさかの、“無茶したな、V6。”
オススメは圧倒的に初回Aの全曲MV集ですが、学校へ行こうに思い出があるのなら初回Bもいいです。久しぶりに外ロケで対決するカミセンとトニセンが見られます。特典映像、質・量ともに文句なし。映像に興味がなければ通常盤で、大人の色気を爆発させているトニカミ曲をご堪能してみるのはいかがでしょう。
楽曲、主にMVの感想文を置いておきます。
(ツアー参加前に下書きした内容です。)
V6 LIVE TOUR 2017 The ONES ~名古屋 ガイシホール 11日12日 覚え書き~
行ってきました!!!
今回のツアーでは自分名義が静岡公演のみだったため、こりゃあしばらくネット断ちして(MCレポ大好きだけど演出ネタバレ回避したい派、)徳を積まねばなるまいなぁ……と思っていたのですが、本当にありがたいことに声をかけていただきまして、真夏の名古屋へ馳せ参じる流れとなりました。誰かを誘おうとしたときに、このような者を思い出していただいて、皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです……!
V6ツアーに参加するようになって10年くらい経ちましたが、初日に行かせてもらえたのは初めてだった気がします。もうむっちゃくちゃ浮き足だってしまった。初日ってあんな感じなのだな。勉強になりました。何事もなくスタートして本当によかったよー。
初対面の方と「誰ファンなんですか?」系の問いにはっきり答えられず申し訳なかったなぁ、強いて言うなら、長野くんと一緒にいるときの井ノ原さん萌えとか、森田さんと一緒にいるときの岡田さん萌えとか、健ちゃんと一緒にいるときの坂本さん萌えとか、そういうことになりますかねぇ。うちわも直感で選ぶし。今回は健ちゃんと岡田さんの買いました。この二人は極端に変わらない人と極端に変わる人なので、歴代のを並べてみると面白いんだよ。とか言いつつ坂本さんを買い足そうか悩み中。
開幕一番の森田剛の髪型(爆イケパーマ)がカッコいいにもほどがあったので、おおげさでもなんでもなくあの瞬間ガイシホールの床が悲鳴で揺れたからね。あのOP映像も円盤で残るなら最高だなぁと思いました。そんなこんなで、ここからは初日と2日目MCでだいたいこんなことがありましたレポートもどき、そのあとで、楽曲や演出に触れていきたいと思います。時系列バラバラ、自分用覚え書きです。メモも何も残していないので、両日の会話がごっちゃになっている可能性もなきにしもあらず。
続きを読むV6「レッツゴー6匹」雑感
※名古屋初日のライブに参加して背景映像を凝視したところ、どう考えても筆者の深読みしすぎだと気づいたため数値を修正しています。
V6の最新アルバム「The ONES」の感想文を書こうとしたら案の定「レッツゴー6匹」最高!!!、みたいな感想になってしまったのでいっそのこと「レッツゴー6匹」のみでひとつの記事にしてしまおうとした次第。お洒落スタイリッシュV6もカッコいいけれど、根底ではこういうのが好みだし、これが基盤にあるうえでお洒落スタイリッシュもこなせる、というのがV6の強みで魅力じゃないかと思います。そもそもカッコいい感想文を書くのが苦手(カッコいい、としか表現できない致命的な語彙力の欠如)でもあるため、今回は、おちゃらけた方向から斬り込んで参りたいと思います。他の楽曲や沖縄対決企画の話は、また別の機会に(おっさんになってもカミセンはカミセンでした本当にありがとうございました。)
中身は特にない文章ですので、お時間がない方はどうぞ次の行だけ読んで閉じてください。
2017年の坂本昌行の美声の、あんな豪華な無駄遣いを味わえるのは、たぶん、この曲だけ!!!
The ONES(Blu-ray Disc付)(初回生産限定A盤)
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未満都市2017を見たよ
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未満都市の名物、がばがばゲートは2017年も健在だった……
— じきどう (@jikido_t) 2017年7月21日
みんな、あの、幕原名物がばがばゲート、小馬鹿にしつつも大好きだったんだよな……って、グッと来るものがありました。
カルピスを飲みつつ未満都市2017リピートしながら、小学生の夏休み気分でこの記事を書いています。
20年前みたいに月曜日の教室で友達と「未満都市」について語り合うことはできなくなってしまったけれど、ツイッターのTLを追いながら言いたいこと言ってるだけでもわりとすっきりするし、同窓会みたいな気持ちになってくるなぁ
— じきどう (@jikido_t) 2017年7月21日
結局、各々の道は違って、みんな大人になったけれど、つまらない大人になったことを反省して子供たちに謝罪するヤマトも、投げやりになったところをアキラに救われて夢を叶えたタケルも、結婚して小遣い1万円なキイチも、女手ひとつで子供を守っているスズコも、仕事を立派にこなしてるアキラやモリも、魅力的な大人になっているじゃないか。さて、自分はどうだろう。今の自分を、あの頃の自分が見たら、なんて言うだろう。
案外「全然いまと変わってねぇじゃねーか」って、笑うかもな。
もやっとした気持ちと爽やかさがいい感じに同居した、未満都市らしい結末でした。きいてみると、当時の放送を知らない世代も楽しんで見ていたようでうれしさいっぱい。政府をぶっ倒す、気に食わない大人たちをやっつけるのが目的じゃない、あるのが純粋な正義だけなところがいい。最後に各々が日常生活に戻れたのもいい。ユーリが20年前に託した人工衛星のカケラ(の一部)が、いまこうやってヤマトとタケルが日常生活に戻るための切符として使われたんだぜ。泣かせるぜ。
実際問題そんなにしれっと戻れるってことはないだろうけど、こまけぇこたぁいいんだよ。
演出も構成も、当時の雰囲気そのままに最高でした。特に、当時のままのBGM。懐かしすぎて涙が出そうだった。CM前のたたみかけるような急展開だとか、法廷で起こる金田一少年の事件簿だとか、蛍光灯バチバチ光らせながらの銀狼怪奇ファイルだとか。うぉー。
抵抗を諦めてしまったアキラに電話するタケルのPCに「大入り」シールが貼ってあって、それが「大人」にも見えるだとか(細かい)
黄金期Jr.勢も素敵で、なかでもよかったなぁと思ったのがね、意外や意外、相葉さんなんですよ。アキラ上手になったね、人間ぽくなったねぇ。私、人間くさいキャラクターが大好きで、昔の、超絶棒読み心ここにあらずみたいだったアキラはぶっちゃけ苦手なほうだったので、タケルに人懐こく声をかけたり、友達っていいなぁってほろほろ泣いたり、闇落ちして金に困って幕原の友達頼ったり、水筒持って向井理に直談判したりするアキラを見直しました。もはやアキラ主役の話と言ってもよかったんじゃないかしらと思うほど。
ほんとこの未満都市2017の最後まで、あんなに人間くさいいいやつっぽく育ったアキラには生き残っていてほしい、ただそれだけだ……!
— じきどう (@jikido_t) 2017年7月21日
ここだけの話、アキラはウイルスにやられるか政府の手によって死ぬんじゃないかと思ってました。さすがに友情出演でそこまでえげつないことはやらなかったね!、と安心しつつ、これが仮に連ドラだったらわからんぞ……という気もしなくもない。
(最初に千葉くんがアキラの後輩役ときいたときに、たぶん裏で政府と繋がっていてアキラを貶める役回りだろうなと思ってました。むしろ助けてくれる良き後輩でした。疑ってかかって申し訳ない。7年くらい経っても千葉くんは護星天使でした。)
モリのほうは、ちょっと大人になってからのスカしたイメージが強すぎて心配だったんですが、オーバーオール姿が若々しくってびっくりしました。最初に非協力的なのはわかっていたけど、本編の最終回でわざわざタケルの実家を訪ねてきた子と同一人物だと思うと辛かったなぁ。
普段は全然違う仕事をしていて、奥さんもいて子供もいて……な小原くんが、このためだけに来てくれたというのもこれ以上ないくらいリアルなキイチの現況で最高にエモーショナルです。まっっっったくブランクを感じさせない馴染みっぷりは鳥肌ものでした。マジでありがとう小原くん。いつまでもお幸せに!(これを見た松岡や井ノ原に飲みに誘われてサイコメの話題で盛り上がるところまで楽しみ!、未だに小原くんは賢いしっかり者で、他の二人から土下座とかされて拝まれていいように使われているイメージ!)
唯一無念なのは、穴沢くんが出られなかったことかしら。キャラクター的にリュウが登場しないのはわかるけど、大人の事情で出てこられないマコトはなんだかなぁ。まぁ出られないのは全然いいとして、相棒だったアキラがマコトの現状を語る場面なんか入れてくれてもよかったのよって思う。ひょっとしたらカットされただけで、ほんとはクリスマスにヤマトタケルと呑んだときに、そういう話も出ていたのかもしれないね。
今回この場所に来られなかったマコトやリュウは、ひょっとしたら幕原以外……日本以外の場所で活躍していたのかもしれませんね。
当時の子供にいなかったタイプとして極端にデフォルメされた現代っこたち、腐女子と小学生とニートも、まさに堤幸彦な感じが濃縮されていて頼もしかった。なかでも腐女子はクセになります。たまにいるよねああいうオタク。小学生はSPECに出てそうでした。ニートはちょっと、2005年頃の世界からタイムスリップしてきた感じがありましたけれども。高木くんも、すごくジュブナイルジュブナイルしていて素敵だったなぁ。ああいう、小中学生が巨大な悪に立ち向かって冒険するような作品マジ見たい。
T幕原型がウイルスなのか細菌なのかそれとも微生物なのかって感じなのだけれど、ウイルスなのだとしたら細菌の研究者になろうとしていたというヤマトはなんなのだろうということになる……みたいなガバガバさだってこの作品の持ち味だし、こまけぇこたあいいんだよ!
— じきどう (@jikido_t) 2017年7月22日
T幕原型のワクチンもようやく開発されたということらしいし、これでもうウイルスにまつわる事件は起こらないのかもしれないけれど、たとえ大きな事件が起こらなかったとしても、またここから20年先の幕原で(我々当時の視聴者も含めた)みんなが集まれることを楽しみにしています。
さぁ、8時だJ見なくちゃ……という気持ちになったのは久しぶり。
思えば自分もあの頃は、超絶テレビっこだったなぁ。
改めまして、KinKi Kidsの20周年おめでとうございます!
未満都市2017は、泊まってけだとかお前に死んでほしくないとか死ぬときはいっしょだとか、もうどう見ても「オタクの考える最強のKinKi Kids2017」すぎてあまりにも眩しい。
— じきどう (@jikido_t) 2017年7月22日
未満都市絶賛リピート中なわけだが、終電を逃したタケルにヤマトが泊まってけって言うくだりであ”あ”^~~~~ッてなって素晴らしすぎて本当にしんどいし同じシチュエーションのカミセン待ってます!何年でも!待っています!!!
— じきどう (@jikido_t) 2017年7月22日